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 続編ニュース 12号                  2004.4.6

  ◆目次◆     
    編集部より
片桐史裕先生の原稿
    日置敏雅先生の原稿
    川崎瑞枝先生の原稿
    重水健介先生の原稿「毛利実践に学ぶ」
    この実践に学ぶの執筆分担
    教師たちの群読について
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 ●編集部より
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執筆者のみなさん、脚本提供者のみなさん。こんにちは。お元気ですか。新年度が始まりました。ご多忙でしょう。そんな中、片桐史裕先生、日置敏雅先生、川崎瑞枝先生から原稿が届きました。ありがとうございました。

さて、4月末日が原稿締め切りです。年度始めは、なにかと慌ただしく過ぎます。計画的にお書きください。

なお、原稿の修正や加筆のお願いをするときは執筆者の方に個別にご連絡しますので、その際はよろしくお願いします。また、文末の「である調」等のそろえは原稿がでそろった段階行います。この点にかんしては編集部にご一任ください。

原稿は、メールにて重水までお送りください。
なお、録音または録画(カセットテープ・ビデオテープ)は、

〒101−0064
東京都千代田区猿楽町2-1-8三恵ビル4F  株式会社 高文研 山本邦彦様
TEL 03−3295−3415 へ お手数ですが、ご郵送ください。

よろしくお願いします。


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 ●片桐史裕先生の原稿
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高校 授業の中の群読
表現して理解する――「飲酒」陶潜
新潟県立県央工業高等学校 片桐史裕

〈解説〉
 高等学校の古典学習のうち、生徒たちの日常と最もかけ離れていると私が考えるのが中国の韻文、漢詩です。外国の古典であり、しかも非常に少ない字数で表現されています。語順が日本語と違うので語順を表す記号の返り点と片仮名の送りがなを頼りに、難しい字を読むのに精一杯で、詩の真意にまで迫ることのできる学習になかなか行き着けません。しかもこの陶潜の「飲酒」は、更に難解な詩で、世俗とは離れたところに生きている陶潜の境地を表現したものです。
 しかし、この詩は、文字の少ない表現のうちに、人間の「真意」が表されていると思うので、是非生徒たちによんでほしい詩です。この詩は一語一語を解釈して理解するものではなく、全体の雰囲気、風景、話者の状況をイメージし、感じ取るものだと考えました。そのイメージをつかませるために群読をおこないました。この実践は二〇〇〇年度、新潟県立堀之内高等学校二学年国語における実践の報告です。

〈演出ノート〉
 四人グループを作り、各グループで脚本を自由に作成させました。気になったところ、表現のポイントとなるところを考え、グループの合意によって脚本を決めさせました。また、その工夫点をシナリオ提出の時に記述してもらいました。従って各グループにより脚本は全く違います。あるグループは単に四人が順番に各句を朗読するものでした。また、あるグループはこの詩の中心となる部分を読み取り、そこが表現に表れるように脚本を工夫しました。

〈脚本〉
 工夫点がよく現れている群読脚本を二編紹介します。

●その1

ABCD 飲酒(いんしゅ)
ABCD 陶潜(とうせん)

句番号
1    B 結廬(いおりをむすびて)    AB 在人境(じんきょうにあり)
2    C 而(しかも)          CD 無車馬喧(しゃばのかまびすしきなし)
3    A 問君(きみにとう)       AB 何能爾(なんぞよくしかると)
4    D 心遠(こころとおく)      CD 地自偏(ちへんなればなり)
5    A 采菊東籬下(きくをとるとうりのもと)
6    B 悠然見南山(ゆうぜんとしてなんざんをみる)
7    C 山気日夕佳(さんきにっせきによく)
8    D 飛鳥相与還(ひちょうあいともにかえる)
9 ABCD 此中有真意(このうちにしんいあり)
10 ABCD 欲弁已忘言(べんぜんとしてすでにげんをわする)

【工夫点】
 9句は元気よく読む。10句はどんどん暗い感じにするために、人数を一人ずつ減らす。
【教師の評価】
 その1の理解の中心は、第10句の「欲弁已忘言」であることが分かります。詩の中の第9句、第10
句の「分かったけれども言葉を忘れた」という矛盾した表現を「人数を一人ずつ減らす」ことにより表
現しようとしている。


●その2
ABCD 飲酒(いんしゅ)
ABCD 陶潜(とうせん)

句番号
1    A 結廬在人境(いおりをむすびてじんきょうにあり)
2 ABCD 而(しかも)           B 無車馬喧(しゃばのかまびすしきなし)
3 ABCD 問君(きみにとう)        C 何能爾(なんぞよくしかると)
4    D 心遠地自偏(こころとおくちへんなればなり)
5    A 采菊東籬下(きくをとるとうりのもと)
6    B 悠然(ゆうぜんとして)   ABCD 見南山(なんざんをみる)
7 ABCD 山気日夕(さんきにっせきに)   C 佳(よく)
8    D 飛鳥相与(ひちょうあいともに) AB 還(かえる) CD還(かえる)
9 ABCD 此中有真意(このうちにしんいあり)
10    A (べんぜんと) B(ほっして) C(すでに) D(げんを) ABCD(わする)

【工夫点】
 8句の「還る」の部分は詩の「鳥がおうちに帰るためにみんなで飛んでいる雰囲気を出すため」に繰り返して飛んでいる様子を表現した。

【教師の評価】
 その2の理解の中心は第8句の「還る」の部分です。第9句の「此中有真意」の指示語「此」の指すところを第8句の「還る」と捉え、繰り返しという表現技法を使うことにより、印象づけています。
 2つのグループは表現は違いますが、どちらもこの詩の「真意」をイメージできている群読脚本となっていると思います。

〈発展〉
 詩や歌などの韻文の群読脚本を生徒に作らせることにより、韻文の読み取りをするという学習でした。
 このような学習をすることにより、その題材が生徒の体の一部となり、身近に思えるようになってほしいという願いを持った活動でした。
 各グループで脚本を作り、練習、クラスの前で発表ということで学習を締めくくりました。
 群読の技法をほとんど生徒に伝えず、ゼロから生徒に脚本を作らせたため、ほとんどの班で、群読ではなく「分読」のシナリオとなってしまったことが反省点です。事前に群読技法の数種類を提示したり、群読CDにより群読の例を示したりすることにより、生徒のイメージはどんどんと大きく広がっていったと思います。
 また、群読の表現を考えることにより各自が詩の内容を解釈していく過程が見えました。群読の表現に理由をつけさせる(どうしてそのような表現にするのか書かせる)ことにより、生徒にとって学習の目標が明確になったためだと思います。


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 ●日置 敏雅先生の原稿
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学級・学年・全校活動の中の群読   

〈解説〉
 卒業式が近くなると「卒業生を送る会」「6年生の卒業を祝う会」などが行われる小学校が多い。そこでは各学年のプレゼント(出し物)として合唱や合奏などがよく行われている。 また,東京書籍では,5年生国語の最終教材として谷川俊太郎の「生きる」の詩が掲載されている。
 そこで,一人一人が卒業生に向かってしっかりと声を出し,感謝の気持ちを伝えるとともに,学年というある程度大きな集団の中で,声の響きあいの面白さに気づかせ,群読のよさを感じさせようと実践を計画しました。
 
〈読み手・演出ノート〉
 小学生(5年生)学年全員(実践例は3クラス115名)での群読として計画した。
 全体練習だけにすると個人(特にソロ)の練習時間が短くなるため,学級としてある程度まとまった部分を担当させた。そのため,ソロの練習やクラスコーラスの部分は学級単位でも練習を行うことができるようにした。
 また,授業では無声音を使った群読や,「追いかけ」といった技法を指導してなかったので,それを少し盛り込もうと思ってシナリオを作りました。


〈群読脚本〉

(  )の中の部分は無声音

《省略》

 〈発展〉
卒業生を送る会が終わってから6年生から5年生に対して様々なメッセージが届いた。その中で一番多かったのは,この群読に関してだった。「5年生の子の気持ちが伝わってきました」「全員の声が揃ったときの迫力が凄かった」「感動した」6年生から届いた手紙を紹介していくと,普段騒いでいたり,茶々を入れる児童もしっかりとその言葉を聞いていた姿が印象的だった。
 また,それまで大きな声が出なかった子もあったが,他のクラスの声を聞くことによって徐々に大きな声が出せるようになってきた。また,ソロの児童も他の学年の先生から「ハッキリとした声で素晴らしい」「子どもらしい明るい響きのあるいい声だね」と褒められることで自信を持つことができた。
 そのため,その後の卒業式で同様の群読(呼びかけ)を行ったときには,短時間でコーラスの声が揃い,ソロの声が響き渡るようになった。
 そして,この群読の経験からみんなで協力して一つの物を作り上げる気持ちが高まり,長縄跳びなど他の活動にも積極的に協力して取り組む姿が見られるようになった。
 そして,無声音をきれいに出すには「完全に音のない時間」を作り出すことが大切だと指導した成果かどうかわからないけれど,その後数回行った学年集会では「静かな音のない時間」を作るまでが早くなり,子どもの音に対する感性が磨かれたような気がした。



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 ●川崎 瑞枝 先生の原稿
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第U章 学級・学年・全校活動の中の群読  低学年
古典を楽しむ    ー弁天小僧になりきってー
宮崎県・都農町立都農小学校   川崎 瑞枝


〈解説〉

古典の群読は中学校からでしかできないのか、小学校でも中学校へとつなぐ指導が何かあるのではないかと考え、小学校1年生で行った記録である。古典研究部の毛利豊先生には、実践上の多くのご助言を頂いた。
「白浪五人男」の「弁天小僧」の台詞のテープを聞かせた所、大変興味を示し、ラジカセに耳をくっつけて聞き入る子どもや、皆の前で真似して見せる子どももいた。
 そこで10日後にある参観日で発表する気がないか聞いてみると5人が喜んで引き受けた。
 テープは聞き取りにくかったので、台詞を印刷して配り、テープを聞きながら読んでみた。そして5人でこの台詞を分けて覚えた。子ども達は、声を低くしたり、裏返 したり、首を振ったりと、自分がテレビやテープから感じ取った「古典の言い方」で表していた。当日は、傘を差して後ろ向きに並び、台詞を言う時に、一人ずつ振り返るようにした。「隈取り」もし、気分はもう歌舞伎役者だった。
 練習が進むにつれ、他の子ども達も自然と台詞を覚えるようになり、参観日の後、これを群読にし、全員で読むことになった。5人の台詞の後を、繰り返して読むのはどうかという意見も出たが、ほとんどの子どもは、自分達も一緒に読みたいと言った。長い台詞を覚えて言えるということがうれしかったのだろう。

〈読み手・演出ノート〉
・全員後ろ向きに並び、自分の台詞が来たら、前を向く。
・間の取り方が難しいところ(※)は、拍子木を使う。
・最後の全員の台詞で、腕と足を前に出しながら、「見得」を切る。
 
〈群読脚本〉
 
ソロ12345  知らざア言って 聞かせやしょう

アンサンブル1  浜の真砂と五右衛門が 
歌に残した盗人の 
         種は尽きねえ 七里ヶ浜
         その白波の 夜働き

アンサンブル2 以前を言やあ 江ノ島で 
         年季づとめの 稚児ヶ淵
         百味講でちらす 薪銭を 
         当てに小皿の 一文子 

アンサンブル3  百が二百と 賽銭の 
         くすね銭せえ だんだんに 
         悪事は上る 上の宮

アンサンブル4  岩本院で 講中の 
枕探しも 度重なり
         お手長講の 札つきに 
とうとう島を 追い出され 
         
アンサンブル5  それから若衆の 美人局
         ここやかしこの 寺島で 
        小耳に聞いた とっつぁんの 
        似ぬ声色で 小ゆすりかたり

ソロ3      名せえゆかりの弁天小僧

ソロ12345  菊之助たア※ 

全員        お・れ・の・こ・と・だァ。


< 発展 >
子どもは、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」を見ており、そこで覚えた古典の一節をよく口ずさんでいた。「じゅげむ」は6割の子どもが暗唱していた。弁天小僧の台詞もこの番組で取り上げられていた。テレビの影響は大きい。
教室では、年間通していろんな「わらべうた」を歌ってきた。
子ども達は、意味の分からないものもすぐ覚え、何度も繰り返して楽しむ。自然と 口ずさむ所を見ると、それが心地よいように思われた。また、「気どり読み」や「見得を切る」のも恥ずかしがらず、のびのびと表現する。
学年末のあわただしい時期に取り組み始め、欠席者が続いたことで、これ以上脚本を話し合う時間がとれなかった。また「気どり読み」に限らず、もっと古典群読について教師自身の知識が必要だった。
 いろんな楽器を使えば、より楽しい演出ができ、子ども達の興味も更に広がっていただろう。
 大変課題が多く残った実践だったが、子ども達が役者になりきって楽しめたのは、本当にうれしいことだった。

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 ●重水の原稿「毛利豊先生の実践に学ぶ」
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 古典の発展学習として「平家物語」の群読に果敢
に挑んだ実践である。授業における群読の活用法だ
けでなく、広く授業のとらえ方という面からも学ぶ
ところの多い報告である。
 第一に、音読を重視したことである。授業は、認
識面に偏ることなく技能面からのアプローチも大切
にするということである。その手段として毛利先生
は群読を用いた。大勢で読むと声を出す抵抗が少な
い。声を合わせることで仲間との協力をしぜんに学
ぶ。読むことで、文の流れや語感を実感し、古典へ
の興味を深めることができる。こうした群読の効果
を、子どもたちの感想から読みとることができる。
 第二に、古典特有の読みの技法を丁寧に教えてい
ることである。「楷書読み」から「追いかけ」まで、
じつに多彩である。各技法が作品の効果をどのよう
に高めているか、本書付録の群読CDをあわせ聞き
ながら、わたしたちも学びたいものである。
 第三に、視聴覚機器の活用である。はじめに、録
音された群読作品を聞かせて、古典の発声法や群読
のイメージを伝えている。また、発表直後にその録
画映像を再生して子どもに見せ、自らの発表を鑑賞
できるようにしている。指導の題材を直接聞く(見
る)ことで、わかりやすく提示できるし、次の課題
へのイメージが持ちやすくなるなど、学習内容の理
解を深め、意欲を高める工夫として参考になる。
 第四に、評価の筋道である。まず、子どもたちに
相互批評をさせている。評価の明確な視点を与えて、
深く鑑賞する力を育てながら、知育(理解)面だけ
から対象を評価しないことも教えているのである。 
その後、教師の補足的な評価によって、子ども自身
の評価する力を育てようとしているのである。
 第五は、問題を抱えた子どもたちの授業後の肯定
的な変化からわかるように、授業が生徒指導につな
がっていることである。
 古典指導、そして授業ありかたに大きな指針を与
えてくれる実践である。


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 ●「この実践に学ぶ」執筆分担
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そろそろ原稿が集まってきました。編集委員で下記のように「この実践に学ぶ」を分担しています。上記に重水の「実践に学ぶ」を掲載しました。拙文ですが、ご参考の上、ご執筆ください。

書式は、本文だけで23字×36行です。昨年同様です。

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T さまざまな場での群読活動

第1章 授業のなかで使われている群読
小学校 低学年 ・・・・深沢英雄(澤野)吉田 靖11(重水)伏見薫(毛利)川崎瑞枝(毛利)
    中学年 ・・・・加藤征子(坂尾)深澤五郎  (澤野)
    高学年 ・・・ 糸井利則(片桐)
   中学校 ・・・ 毛利 豊7(重水)
   高 校 ・・・ 片桐 史裕(坂尾)

第2章 学級・学年・全校活動の中の群読
  小学校 ・・・ 日置敏雅(片桐) 長塚松美(坂尾)古関 勝則(澤野)
福沢紀子(澤野)馬見塚昭久(片桐)川崎瑞枝(毛利)
    中学校 ・・・ 山口 聡(坂尾) 荻原 啓10(重水)
  
第3章 教師たちの群読 
    校種を問わず 募集中
 
第4章 地域での群読・・・・新田茂子(毛利)海上和子(片桐)



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 ●「この実践に学ぶ」執筆分担
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続編は、会員のみなさんの総力をあげてつくります。その中心になって、編集を作業をやってくださっているのが、編集委員の方々です。以前、このニュースでもご紹介しましたが、毛利豊先生、片桐史裕先生、澤野郁文先生、坂尾知宏先生、そして重水です。よろしくお願いします。

さて、そろそろ原稿が集まってきました。編集委員で下記のように「この実践に
学ぶ」を分担して書きたいと思います。

書式は、

分担は
 
T さまざまな場での群読活動

第1章 授業のなかで使われている群読
小学校 低学年 ・・・・深沢英雄(澤野)吉田 靖11(重水)伏見薫(毛利)川崎瑞枝(毛利)
    中学年 ・・・・加藤征子(坂尾)深澤五郎  (澤野)
    高学年 ・・・ 糸井利則(片桐)
   中学校 ・・・ 毛利 豊7(重水)
   高 校 ・・・ 片桐 史裕(坂尾)

第2章 学級・学年・全校活動の中の群読
  小学校 ・・・ 日置敏雅(片桐) 長塚松美(坂尾)古関 勝則(重水)
福沢紀子(澤野)馬見塚昭久(片桐)
  中学校 ・・・ 山口 聡(毛利) 荻原 啓10(澤野)
  高 校 ・・・1編募集中
  
第3章 教師たちの群読 
    校種を問わず2編募集中
 
第4章 地域での群読・・・・新田茂子(毛利)海上和子(重水)

U 群読指導のポイント
第1章  詩     ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研究部7
第2章 物語    ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研究部
第3章 古典    ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研究部
第4章 わらべ歌 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 研究部



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 ●「教師たちの群読」の執筆立候補、自薦他薦ありませんか
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会員の方で、高校の部の執筆立候補、自薦他薦ありませんか?
「教師たちの群読(校種を問わず)」「高校の学級・学年・全校活動の中の群読」
がきまりません。

ご執筆いただける方はいらっしゃいませんか。会員の方で、高校の部の執筆立候補、
自薦他薦ありませんか?これから学年末に、実践する予定の授業や行事を書くこと
もできます。 ぜひ、立候補してください。
 
執筆料は、原稿1編10,000円の買い取り制とします。Vの資料は1編ごとに1,000円と
します。立候補のご連絡は、Tの第1章高、Vの脚本というようにお知らせください。

 原稿の書式は、1頁46字×17行です。
 内容としては、次の4点を書きます。
 1 解説:この群読を行うようになった経緯や場面設定の説明を書く
 2 読み手、演出ノート:何人で分読するか、群読で工夫した点を書く
 3 群読脚本:群読した脚本をそのまま載せる
 4 発展:群読によって授業や行事がその後、どう変わっていったか、また、学級・
   学年・全校にどのような成長がみられたかを書く。
 
ニュース8号の毛利先生の原稿をご参照ください。
 

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***2004.7.30 東京日本青年会館 第3回群読大会を成功させましょう****

 重水 健介(日本群読教育の会事務局)

 日本群読教育の会 http://gundoku.web.infoseek.co.jp
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