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 日本群読教育の会 会報 88号            2007.8 .16
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        発行者アドレス          sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp 
   

        日本群読教育の会      http://gundoku.web.infoseek.co.jp

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 ☆目次☆       

          ★ 編集前記

★ 会員のみなさんの声

★ 本会出版計画と執筆者募集のお知らせ 

★ 古典群読脚本集1〜3(添付)

★ 校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください

★ 事務局より  〜日本群読教育の会のお知らせ〜

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★編集前記  

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残暑お見舞い申し上げます。

会員のみなさん。お元気ですか。今月は『実践シリーズ4・古典で遊ぼ!古典で作ろ!』(仮題)の資料配付のため会報を2回発行します。

会報はみなさまのお手元に届いていますか。近況等教えていただくとたいへん励みになります。

なお、ご返信の場合は、「そのまま返信」ではなく、重水健介(日本群読教育の会事務局)sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp へご返信ください。





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★ 会員のみなさんの声  

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◆神奈川 山口聡さん

会報87号、届きました。まだ北海道大会の熱気のなかにいるようです。来年の神奈川大会も成功するよう、今から海上実行委員長、長塚副委員長とともにがんばりたいです。
みなさん、来夏は神奈川県横浜で会いましょう。



◆北海道 荻原 啓さん

こんばんは。会報87号拝受致しました。札幌の荻原です。いつもいつも、迅速に会報を送ってくださる、

重水先生に感謝申し上げます。会報を読ませて頂き、大会の様子をハッキリと思い出しました。2学期

に色々と実践してみたいことができ、今からあれこれ考えています。改めて皆さんに感謝申し上げます。

ありがとうございました。



◆富山 毛利 豊さん

会報87号を拝受しました。感想やら原稿募集要項やらで、すばやく早めに出された
配慮に深謝します。
皆さんの感想を読んでいたら、あの時のことが蘇ってきました。何か、もう遠い昔のような気がするのは、なぜでしょうか?

皆さんの総括、すごいですね。いろんなことに気づいておられます。まさに「衆知を集めた成果」です。

今後に活かせたらいいと思います。(財政確立が一番頭が痛いですね)

荻原先生の自宅ではラベンダーが身近にあるのですね。私はラベンダーといえば、『時をかける少女』

(国語授業の初めに読み聞かせを通したことがあります)と芳香剤・入浴剤というくらい、身近には実在

しないものです。美瑛・富良野のラベンダー畑の壮観に息をのみました。



◆ 北海道  川村 佳広さん

勉強させてもらってます。

実行委員としては、ほんの一寸手を貸した程度。あまり当てにならない仕事で恐縮しています。私にとっては、皆さん方との交流で家本先生のお話をお聞きできた時間がとても貴重なものと思っております。教員評価やら学校選択制や学力テスト、教師・学校批判、噛みつきガメのような困った保護者対策・・・・混迷を極めるような教育現場、経済論理に負けそうな教育論理時代ですが、「子どもたちと育ち合う」しっかりした教育理念を拝聴しました。

憲法の群読、市内の地域集会も近日予定ですから、そちらにも推してみようと思います。本校では社会科教師も憲法にまつわる色々な実践を組んでいますので、休み中に紹介してみます。選択教科あたりでタイアップした学習も成り立つかもしれません。

古典の毛利先生のお話も大変参考になりました。教育出版国語2年に、菊池寛の「形」が復活しました。群読脚本が出来ないか考え中です。是非皆さんにも相談に乗って頂けたらありがたく思います。

本日愛犬との散歩中、近所の犬仲間の奥様に「群読全国大会いかがでしたか。新聞記事を読みました」と声をかけられました。お話を伺うと、地域で読み聞かせをやっていたご経験があるそうで・・・。加藤先生「学習会」是非お願いします!



(川村佳広さんからは、すぐに、次のメールをいただきました。ありがとうございました)



◆北海道  川村 佳広さん

会報を読み、皆様との交流と感動がよみがえってきました。

大会運営には協力できる場面が少なかった私ですが、得るものの多かった会でした。考えていることは大まかに三つです。

1,まずは実践。

 担任を外れる立場になり数年の私ですが、国語教室中心に、皆で声を出す楽しみを体感できる場を工夫したいと思います。「詩・韻文はシャワーのように浴びせ続けたい」と考えます。週に一辺としても残り期間で20編は行けそうです。ポイントは軽くできるもの。

 毛利先生の講座に大きな力を頂きました。古典教材、短歌・俳句、小説などじっくりと向かい合いたいと思いました。

コチラは時間をかけて将来の自分の研究対象としても価値あるものととらえております。

2,教育理念の確かさ、勉強させて頂きます。

 バブルがはじけ、ニューヨークのテロへの報復戦争が公然と始まり、子どもたちが育つ家庭も社会も、そして学校までもがイライラ・攻撃・批判的傾向を強めていると感じています。人と人との交わりは益々難しく、奇っ怪な状況にさえ感じます。職員室の人間関係でさえそうです。未来を支え担う子どもたち、いじめをする側もされる側も満たされない

負荷を背負わされ、私たちの目の前にいます。子どもたちや保護者・教師の絆をしっかりと作り上げることが「子どもを育む」学校に必要な力だと感じています。皆で伝え合い楽しく活動できる群読の可能性は大きいと確信しました。保護者とも群読してみようと思います。

3,広げる

 持ち帰った大会資料配付中です。ご近所の読み聞かせ経験のある主婦の方、教え子の小学校教師、4件ほどになりました。学級経営で躓いている同僚へは家本先生や会で発行している書籍を数冊配りました。

 北海道は20日〜二学期が開始です。休業中にやらねばならない業務や課題がいくつも目の前に転がる日々ですが、また楽しみが増えてしまいました。

 そちらはまだまだ暑さが続くことでしょう。お疲れが出ませんように、ご自愛ください。

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★ 本会出版計画と執筆者募集のお知らせ 〜ふるって執筆にご参加ください〜

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日本群読教育の会では、下記の計画で本を刊行します。実践シリーズの4冊目です。

本書の編集担当は毛利豊先生です。

みなさん、ふるって執筆にご参加ください。執筆ご希望の方は、 毛利 豊 
mourisi@tea.ocn.ne.jp 先生に次の事項を書いて送信してください。



 1「実践予定月」

 2「題材または教材」

 3「規模(大体の人数)」

 4「場面(授業参観など)」

 5「録音種類(デジタルビデオ・録音テープ・ICレコーダー、その他など)」

  むろん、すでに実践したもの・録音のあるものこそ大歓迎。その旨を明記する。



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 「実践シリーズ 古典」 出版原稿 募集要項

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1 目的

 1)途絶えていた「分野別」の「実践記録」集を、再スタートさせ、本会の現時点での到達点を発信する。

 2)本会の財政を確立する。



2 時期と日程

 ア 来年の神奈川大会記念として一冊、刊行する。

  6〜7月  企画案

  8  月  執筆者募集開始(8月初めに本会HPで。8月下旬に会報で)

  9〜3月  実践+執筆+録音

  4〜5月  諸作業

  7  月  刊行

 イ 再来年の大会に出すのがどういうのが良いか、会員から広くアイデアを募り、来年の大会までに決定する。

  

3 書名

 ア 『実践シリーズ4・古典で遊ぼ! 古典で作ろ!』(仮題)

 イ 未定



4 アの主な内容

   1 家本実践  平家「衣笠の合戦」   録音あり

   2 川崎実践  歌舞伎・リーダー朗読  録音あり

   3  〃    歌舞伎・学級群読    録音あり

   4 群読の会  平家「倶利伽羅峠」   録音あり

   5 募集    ことば遊びなど     まだ

   6 募集    漢詩・長歌       まだ

   7 募集    俳句や短歌       まだ

   8 募集    論語や漢文       まだ

   9 募集    物語          まだ

   10 募集    説明文         まだ

   # 5〜10の中から3〜4つを、9月〜3月に実践していただく。

      会報掲載の毛利論文を参考にして。

   11〜15 群読の会の冬期研修会で録音したものから、脚本・演出ノート

       ・音声のみ(実践記録はなし)

      各章末に「この実践に学ぶ」をまとめて付ける。

   

5 原稿料

  応募の中から、最終的に採用となった原稿+録音には、買い取り制で一編につき1万円を支払う。(一人一編)

6 募集方法

  日本群読教育の会会員なら誰でも応募できる。また、この機会に誰でも会員になることができる。(会費無料、義務皆無、権利は沢山という、群読普及に徹した、珍しい会則の会である。

加入方法等、本会HPを参照してください) なお、今後に行う予定を、下記メールへお知らせを。

  件名は「出版原稿応募」で。

 

   毛利 豊 mourisi@tea.ocn.ne.jp

メール本文には次の事項を書く。

 1「実践予定月」

 2「題材または教材」

 3「規模(大体の人数)」

 4「場面(授業参観など)」

 5「録音種類(デジタルビデオ・録音テープ・ICレコーダー、その他など)」

  むろん、すでに実践したもの・録音のあるものこそ大歓迎。その旨を明記する。

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 詳しい書式は、こちらから応募者に後日、連絡する。

 (『学級活動・行事を彩る群読』2006,高文研 に準じる。)

  立候補〆切 8月末日



7 編集責任

 常任委員会(今巻主務:毛利)



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★古典群読脚本集1・2・3(添付)
        毛利豊さん

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『実践シリーズ4・古典で遊ぼ! 古典で作ろ!』(仮題)の資料として添付しました古典群読脚本集をお届けします。本書の編集担当者の毛利豊からお送りいただきました。古典群読にかんする第1級の資料です。量が多いの1〜3に分けて添付してお送りします。



なお、毛利先生から、次のことばが添えられていました。



○脚本:このまま使う、少し改変・潤色する、これをヒントに独自に作る、全く別の原文をご自分で脚本化する、のどれでも結構です。まずはどんな脚本があるか、全体をざっと目を通して下さい。

詳しく見、細かく検討するのはその後で結構です。 小学校などでは、ちゃんとした脚本ではなくても、古語を使ったかけ合い、真似ッコ遊び、ゲームなどでも良いかと思います。「古典であそぼ!」楽しいアイデアを歓迎します。


○場面:国語授業の他、授業参観・学習発表会・全校行事などでもできると思いま
す。今年度の指導計画の中でご自身がやれそうなところをどこかみつけて下さい。国語授業の発展として、ちょっとやるのが普及的にも良いかもしれません。また、中高では研究授業などでこってりとやるのも一法です。



○人: 立候補資格は会員限定です。もし興味をもちそうな人がいたらこれらの脚本を提供し誘って下さい。


○〆切:予定は変更になることもあるかと思います。しかし一応、夏休み中にメドを立てて予定立候補でお願いします。あと半月で締め切りです。早い申し出や既にしてある実践を優先します。

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 ★校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください★

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◆ 日本群読教育の会では、群読の普及活動の一環として群読学習会を開いています。群読学習会の開催ご希望のときに講師を派遣します。講師派遣につきましては、講師の交通費の実費のみ現地でご負担ください。会員の方で地域サークルや校内研修会での群読学習会をご希望の方は事務局までお知らせください。詳細をご連絡します。一緒に楽しい群読学習会を開いてみませんか。

2007年も、全国各地の学校やサークルから講師派遣の依頼をお受けしています。申し込み先は、重水健介 日本群読教育の会事務局 sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp です。

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 ★事務局より★

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◆ 「文化祭や学習発表会で○○を群読でやってみたいのだが、脚本を誰か持っていませんか」というようなお尋ねもどんどんお寄せください。

◆役員・会員の方でアドレス変更がありましたら、その都度お知らせください。会報
にご本人の

承諾を得て掲載します。

◆群読の実践や自作の群読脚本をお送りください。

会報でご紹介し、実践研究を交流したいと思います。



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 ★日本群読教育の会について★

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日本群読教育の会について


群読の研究をする会です!

  群読は「声の文化活動」です。たくさんの声を響き合わせながら、子どもたちの心と体を拓いていく新しい文化活動です。国語の授業、学級活動、学年・全校の行事、儀式や集会などにも、いろいろ活用できるこれからの表現活動です。本会は、その群読を研究、実践し、普及する活動をしています。



当会の活動内容


1.実技講座の開催

    群読を学ぶには、まずやってみることです。実技講座を開催します。開催の条件は下記をご参照ください。研究団体、学校の研修、サークル、組合などで遠慮なくお申し込みくだい。

◆講師の交通費<実費>の負担をお願いします。謝礼はいりません。

 ◆受講者は15名以上、講座時間は3時間半ほどです。短縮も可。

 ◆会員が開催する場合は、5名以上から可。

 ◆学校の教職員研修の場合、人数は関係ありません。父母の参加も歓迎します。

 ◆会場の確保・準備は現地でお願いします。

 ◆講師には会の役員があたります。

 ◆講座の内容はご相談に応じます。

       〜入門講座のプログラム例〜

       @みんなで群読

       A群読の技法の説明と群読の実践例の紹介

       B教材ごとにグループに分かれて群読づくり

       C発表会(発表の工夫、評価のしかたも学ぶ)

       D群読の発展、質疑

       Eまとめ



  2.研究集会の開催

    年に数回、全国各地で群読の群読研究会を開いています。  

    年に1回、全国研究集会を開いています。来年度は神奈川県横浜市で開催します。


会員になりませんか

   入会費、年会費はとっていません。群読に興味のある方ならどなたでも歓迎します。会員になるとEメールによる「会報」と「楽しい群読脚本ノート」が送られます。



★本会へのお問い合わせ、会員申し込み、講座申し込みは

事務局長 重水健介sakunayo@ngs2.cncm.ne.jpまで。