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 日本群読教育の会 会報 87号            2007.8.7.
    
        発行者アドレス          sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp    
        日本群読教育の会      http://gundoku.web.infoseek.co.jp
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 ☆目次☆       
     ★ 編集前記
★ 北海道大会を終えて    北海道大会実行委員長  加藤 恭子さん
   北海道大会実行副委員長 荻原  啓さん
★ 開会群読脚本〜イランカラプテ〜(添付)      荻原  啓さん  
★ 北海道大会の感想 
★ 北海道大会の総括     
★ 新しい本をつくります 〜出版計画要項(執筆者募集)〜
★ 楽しい群読実践    ○○中いじめ根絶宣言
★ 群読講座のご紹介  〜群読講座の希望をお知らせください〜
★ 事務局より
〜日本群読教育の会のお知らせ〜
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★編集前記  
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会員のみなさん。お元気ですか。残暑お見舞い申し上げます。
7月28日に開催した第6回日本群読教育の会全国大会北海道大会は96名の参加者を得て、盛会裡に終了することができました。実行委員長の加藤恭子先生、副委員長の荻原啓先生をはじめとする北海道の実行委員の方々、そして、日本群読教育の会役員のみなさまの力を結集した成果です。ありがとうございました。
これからも、また、みなさんとともに群読の実践と普及に努めていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。

会報はみなさまのお手元に届いていますか。「届いた」とのご返信をいただくと、安心します。同時に、近況等教えていただくとたいへん励みになります。


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★ 北海道大会を終えて  大会実行委員長  加藤恭子さん ★
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北海道の加藤です。第6回日本群読教育の会全国大会が終わりました。全国から参加の役員のみなさま、本当にお疲れ様でした。参加者数は96名でした。道外からの初参加者も結構いらっしゃいました。お子連れの参加者も多く、分科会では中学生や幼児の存在が光っていました。

反省すべき点は多々ありましたが、課題として次の横浜大会に引継ぐこことし、まずは無事に終わったことと、全国から駆けつけられた役員のみなさまのご尽力に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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★ 北海道大会を終えて  大会実行副委員長  荻原 啓さん ★
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 北海道では過ごしやすい日が続いております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 去る7月29日(土)、第6回日本群読教育の会研究集会を無事終えることが出来ました。これもひとえに、群読教育の会役員の皆様、北海道大会実行委員の皆様のご協力の賜物です。この場をお借りし、改めて感謝申し上げます。
 また、オープニング群読「イランカラプテ」では、練習や発表を通して皆様の多大なるご協力をいただき、大変ありがとうございました。実践を通して、自分自身の学習が深まったと実感しております。次の日からすぐに役立つ事柄を、必ず学ぶことが出来る。群読教育の会の大会には、このような大きな魅力があります。
 大会では副委員長を務めさせていただきましたが、委員長の加藤恭子先生のお役に立てず、個人的な課題が多く残りました。加藤先生の心の広さに甘えてばかりだったように思います。
 家本先生が急逝されて初めての地方大会。家本先生は空からいかがご覧になったのでしょうか。前々回の富山大会の折、「再来年は北海道に行くからね。頼りにしてまっせ」と身に余るお言葉をかけて下さったこと。昨日のことのように思い出します。
 大会後、札幌市の研修講座で講師を務めました。「多様な学習活動」というポイントの講座でしたが、群読を中心に講義を進め、受講者(20名)と共に群読を行いました。せっかくの機会なので、群読教育の会や書籍、役員の諸先生の実践などもPRしました。参加者には楽しんいただけたようで、高い評価をいただきました。群読の持つ力がそうさせたのだと思います。
 また、参加者の中には、北海道で開いていただいた入門講座に参加して下さった先生もおり、北海道における「群読」の輪が少しずつ広がっていると感じた次第です。今大会の後、「群読」の輪がより一層広がるものと確信しておりますし、広げていきたいと決意を新たにしています。惜しむらくは、大会前にこの講座を持つことが出来なかったことです。
 拙宅の庭に咲いたラベンダーを大会の翌日に刈り取りました。みごとに咲いた花を刈り取るのは心苦しいのですが、これを行うことで次の年の開花が確かになるのです。今年も常連のクマンバチがやってきていましたが、「ごめんな」と言いながら刈り取っていました。今年の花は量が多く、「大会が実りあるものに」という皆さんの願いを家本先生が受け取って下さった証のように思います。刈り取ったラベンダーは順次ポプリなどに変身中です。
 ラベンダーがそうであるように、群読の会も毎年の大会で花を咲かせ、それを刈り取ることで、年々開花が確かになっています。来年は、横浜大会。今年より一層たくさんの花を咲かせましょう。居間に漂うラベンダーの香りの中で、今から横浜に思いをはせています。
                       2007年8月     荻原 啓
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★ 開会群読〜イランカラプテ〜            荻原  啓さん  
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北海道大会開会式で発表した群読脚本です。大会副委員長の荻原啓先生がつくりました。
荻原先生からのメールには次のことばが添えてありました。

◆皆さんで作り上げた群読です、いつでもお使いください。添付致します。 この群読の命は、群読を行っていただいた実行委員、役員の方々です。皆さんがいなければ、あのような輝きは出し得なかったと思っております。

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★ 北海道大会参加者の感想 ★       
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◆宮崎の坂尾です。 大会お疲れ様でした。 100名近くの方々に参加していただき、盛会に終わることができたのは何よりだったと思います。 今年も元気をいただき、宮崎に帰ることができまた。私は翌日、レンタカーを借りて、ニセコ→洞爺湖→支笏湖を観光して回りました。現地実行委員で、同部屋だった川村さんおすすめの温泉「雪秩父」に行きました。ニセコにある秘湯的な温泉で、北海道の自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができました。温泉の硫黄の臭いが宮崎に帰っても残っており、泉質のよさは超1級品でした。あげいも、ソフトクリーム、夕張メロン、さくらんぼなど、北海道のおいしいものもたくさんいただきながらのぶらり旅でした。食べそびれてしまった海の幸は、空港でイクラ・カニ・ウニの3色弁当を買い、機内で満喫させていただきました。
 少し強行スケジュールでしたが、内容の濃い充実した3日間となりました。 これも、北海道実行委員のみなさん、役員のみなさんのおかげです。 本当に、ありがとうございました。

◆神奈川 山口聡さん
30名近い参加者の皆様、本当にありがとうございました。この講座は「講師が・・・」ではなく、参加者全員でつくることをめざしています。みなさんのおかげで、充実した講座になりました。来夏は神奈川大会です。神奈川県横浜市で1年後に再会しましょう。

◆富山 毛利豊さん
 今年の古典分科会で印象に残ったことが2つある。一つは、音読のさせ方の弱さが自らの課題だと言う中学校・国語科の女性教師が、1時間目の終わりに「しっかり古典が勉強できて良かった!」とつぶやいて帰ったことである。
 もう一つは、倶利伽羅峠の脚本で学年群読の研究授業をしたばかりという、やはり中学校・国語科教師の参加である。彼からは私のルビの振り間違いを教示していただけ、以前から不審に思っていた箇所の謎が解けた。
 共通していえるのは、中高の国語科教師にとっての古典群読は、やはり「重厚長大」であってこそ挑みがいもあるのではないか、ということである。ここ数年の「軽薄短小」路線一辺倒を再考してみる必要があるかもしれない。中高の国語授業や教科行事などでは、時間をかけるに値する歯ごたえのある「大きな教材」が求められている。
 もしかしたら、全国の源平合戦の名場面を地元の中高教師で脚本化し、それをいずれは一冊の本として上梓する構想を描いても良いかもしれない。名付けて『群読 平家物語・全国の名場面』公民館活動やカルチャーセンターなどでの需要が見込める。
 小学校では取っつきやすい軽薄短小化を図る一方、中高向けの手応えのある重厚長大も拡充する、この両面作戦が必要かなと思う。 とはいっても、後者を小学生がいとも簡単にやってのけた川崎実践などもあり、相互に乗り入れが起こるかもしれない。
  まだまだどう進化するか分らない古典分科会である。

◆詩の分科会に参加しました。始める前の盛り上げ方、引き込み方等がいい勉強になりました。ラップ調だったり、乱れ、ずらし等、新しい発見もあり、とても楽しかったです。どうもありがとうございました。やる方が楽しい・・・ですね、絶対!!参加者同士の気持ちがつながった気がします。

◆具体的な体験も交えての入門講座、とても楽しかったです。紹介されていた"人間の勝利"の詩が印象に残りました。詩の分科会もたいへんおもしろかったです。ありがとうございました。
◆入門講座は重水先生のやわらかいトーンのもと、たのしく群読の入り口を体験できました。声に出す楽しさや子どもたちと楽しむ方法を学びました。午後からの物語、詩の講座もたいへん学びました。きょうの目標は「帰ってすぐ使える群読を3つもちかえる」でした。3つ以上た〜くさん、ヒントややる気をもらいました。120%満足です。ありがとうございました。

◆学習Vの詩がすごく楽しかったです。でも疲れました。

◆〈入門〉実際に声に出してやってみて、本だけではわからなかったことを感じることができました。〈ことば遊び〉入門期の子どものことば遊びの大切さと楽しさを体験できました。〈集会行事〉群読と歌や踊りを組み合わせること、一部分でも取り入れるなど、2学期からすぐに実践できるアドバイスをいただきました。

◆ふたり読みに参加しました。少人数で群読する楽しさが伝わってきました。詩の内容を吟味する時間があれば、もっと違った発表になったなと感じました。つまり、高学年になれば、幅広いふたり読みが可能だとわかりました。低(学年)は楽しさが大事ですね。ボディパーカッションが広がりをみせていますが、リズムに乗ってことばを体のかわりに打つと思えば、つながるものが多々あると感じました。

◆群読の技法や実践の様子、やり方、作り方など、様々な内容のつまった充実した一日でした。普段やっていることが、じつは群読の一つだとわかったことも大きかったです。2学期、無理のないところから楽しく実践していこうと思います。きょうはどうもありがとうございました。

◆「声を出す」って何だろう。「声を出さない」(「出せない」?「出ない」?)の何だろう。子どもたちといっしょに、頭で考えながら群読の実践を通し、体で感じていきたいと思います。群読を通して子どもたちがどう育っていくか2学期が楽しみです。

◆入門講座・・・本で読んだことはありましたが、実際に声を出したりして、群読について少し理解できたと思います。全体を通して・・・群読教育の会の先生方のパワーに圧倒されました。みんな元気がいいですね・・・。北海道で全国大会が開かれて、たくさん学ぶことができました。夏休み明けからさっそく群読にチャレンジしてみようと思います。次は自分でシナリオを作ってやってみたいですね。やはり、自分のクラスにあった題材・構成で群読に取り組んでみたいものです。とても勉強になりました。ありがとうございました。
実行委員のみなさん、おつかれ様でした。

◆入門講座・ことば遊び・物語を通して〜群読をしたのは本当に小学校以来で、はじめは、ガチガチで声もあまり出ませんでしたが、きょう一日で、群読の楽しさ、気持ちよさを知りました。学ばせていただいたことは沢山ありますが、何より純粋に、日本語っていいなあ、声を使うっていいなあ、と体で感じることができました。たいへん勉強になりました。ありがとうございました。たくさんの先生に囲まれて緊張しました。私も教員になれるよう頑張ります。

◆入門講座・ことば遊び・物語を通して〜まず、声を出せるというのは、とても楽しいことですよね。(のどがやられて、ほとんど声が出なかったのですが)実際にやってみて体感できただけでなく、実践報告では具体例もわかってよかったです。

◆ふたり読み〜実際に声に出して言ってみることで、改めてことばの意味も考えることになるなあと感じました。同じものでもグループによって分担の仕方がちがい、表現のちがいもそれぞれあって、楽しく学ぶことができました。
 実行委員として〜何もできませんでしたが、勉強になりました!!声をかけていただき、ありがとうございました。

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★北海道大会の総括★
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大会のまとめをしました。北海道大会の よかった点、改善すべきところをふりかえりました。お気づきがありましたら、今後も事務局までお知らせください。

会計はいま、中山香代先生が収支決算をつくってくださっています。追ってご連絡します。

ア よかったこと・成功したこと
1 96名の参加を得た。
2  北海道で開催したことにより、群読の新しい仲間が増え交流することができた。
3  北海道教育委員会の後援がとれたこと。道教委だけでなく、もっととってもよかった。
4  多くの方が同一ホテルに宿泊したことで、参加者同士の交流を深めることができた。
5  開会行事は時間通りにできた。とくに、現地実行委員を中心に行われたオープニング群読が素晴しかったこと。荻原啓先生の脚本つくりの技術及び群読をつくる過程を学びたい。
6 6月15日に事前研修会を開き担当者は学習を深めて大会にのぞむことができた。
 
7 会場は冷房完備で設備面も充実し、必要に応じて快く機材一式や机等を貸してくれた。おかげで参加者一同快適な学習ができた。
8 弁当は事前に注文を集約していたので、無駄なくできた。
9 閉会行事は、参加者の声も交えながら「祭りだわっしょい」の群読をした。さらに改善するところはあるが、よい内容だった。今後はさらにいろいろな方の登場を工夫したい。→「祭りだわっしょい」に匹敵するような新作群読をつくる。これまでの脚本を大切にしながら、新しい脚本づくりをさらに進めていく必要があるように思う。(マンネリ化を防ぎ、2回・3回と参加するリピーターを増やすためにも)「祭りだわっしょい」のような大作を新しく作ることができるとよい。
10 入門・中級の両講座・実践報告・詩・物語・古典・ふたり読み・ことば遊び、集会行事の群読の分科会を設置して参加者のニーズにこたえるものになった。
→集会・行事の群読は、参加者の興味・関心が高く、参加者が多かった。
11 分科会を同内容の2コマ制にしたのは、参加者の声からも好評だった。その反面、分科会によって参加者のばらつきが多かった。
→午後の分科会の構成を考える。分科会の数を減らして、各分科会の人数を増やすようにしてはどうか。最低10人、できれば20人以上いた方が、いろんな先生方と出会い、いろんな表現方法を知ることができ、学習が深まるように思う。
12 懇親パーティーは、2時間程度だったが、大会までの取り組みや当日の学習や運営、来年への展望を語り合いながら楽しく行うことができた。
13 家族参加が増え、アットホームな雰囲気が強まった。
14  実行委員の集め方は、事前学習会を2回開いて呼びかけた。実行委員になってくださる方へのお返しはやはり「学習」しかありません。なので、学習会の参加費は実行委員になれば「無料」というふれこみで。また、講師で来ていただいた重水さんには、会場の下見も行ってもらいました。
15 北海道弘済会より、全国大会を開くときに5万円の補助金をもらうことができた。そういう弘済会の事業を活用していきたいと思う。
16 大会紀要は、今年のA4の大きさでよかった。また、「入門・中級・実践報告・各分科会資料・本会からのお知らせ」をすべて掲載して1冊に綴じたので使いやすかった。ただし、原稿を各分担執筆者から予定通り集めること、できるところは2段組に書くなどして頁数を減らし、印刷・製本をどれだけ簡略化できるかが課題である。北海道のみなさんのご努力で立派な紀要になった。
17 図書割引券を(300円×1、200円×1、100円×1)つくって、書籍購入を促進する効果があった。



イ 改善したいところ
1 新聞社は2週間前までに電話すれば、催し物案内のところに載せてくれるとのこと。教育雑誌も3ヶ月ぐらい前から申し込みができる。結構、会のHP、チラシ、雑誌の案内を見て参加された方や問い合わせがあった。
→今年も、数社出版社、新聞社には事前に連絡して、大会案内をした。今後も継続する。
2 和室での講義は、足がしびれきついものがあった。できれば洋室で学習したい。
3 平日開催になると、もっと参加者が増え・・群読人口が増え本も売れるのではないか。
→実施時期については、第3回大会までの7月30日の日時固定から、7月最終週の土曜にしているが、平日開催か土曜開催か、いろいろな意見を聞いて、第8回高知大会からきめる。
4 参加費3500円×96名=約33万円と 図書販売の利益約5万円(割引券によって参加者へ還元したので、本会の利益はその分少なくなった)、本会出版図書(「いつどこ」「続いつどこ」「シリーズふたり読み」「シリーズ彩る群読」「シリーズ技法」の印税)で、大会を運営した。大会までの事前研修会旅費、現地の事前準備費、用紙代、郵送費等をそこでまかなうことにした。しかし、大会収益で、本会の今後1年間の活動費を捻出できるまではいかない。本会財政にかんする議論を深める必要がある。
5 参加費はいくらにするか。参加目標は何人か。会場はどこにするか。会場の許容人数とともに、上記4もあわせて考えてきめる。
6 申し込み方法としてFAX・メールの両方でできるようにしたが、ほとんどはファックスによる申込だった。ホーム頁から、参加要項を取り出し、申込用紙をコピーするという方法はまだなじみが薄いようである。次回からは要項(用紙)をできるだけ会員の手元に送る方法を考える。
7 分科会の内容については、今回も事前研修会を開き、講師団の学習を深めた上で大会に臨んだ。今後も、今回のように事前研修会を行って、まず、指導者陣の学習を深め、分科会学習の充実をめざす。
8 講師の役割分担は、各分野で役員の実力を高めるねらいをもって取り組んだ。次回からは、講師編成をかえて、違う分野の学習も提供できるようにする。
9 本の販売について、どのように宣伝し売るか。「では買おう」となるような工夫を考える。財政上1冊でも多く売りたいからである。
10 研究面では、詩・物語・古典・ことば遊び・ふたり読み・中高生向けの群読研究を深める。並行して英語の群読研究をすすめる。
11 会場の選び方について、開催場所は、駅周辺が望ましいのではないだろうか。(飛行場から2時間の距離は、当日移動がしにくいです。北海道の広さを実感しましたが・・・)
→もう少し交通の便がよいところだったら、北海道の参加者が増えたかもしれないが、地方大会は、役員の参加が少なくなるので、準備の都合上、多少無理の効く会場がいい。(公共の施設だと時間にうるさい点で難しい)また、宿泊場所、会場が一箇所で、知っているホテルなら旅行社を通す必要はない。今回くらいの規模なら実行委員長一人でやれたなと思いました。その分、利益が出せたなとちょっと反省です。(加藤恭子先生)
12 同じ階で、すべての開会閉会からすべての分科会ができればよかった。
13 本の売り方について、午後からは2Fで売るべきだった。また、今大会のお薦めの本を宣きちっと会で押さえておいたほうがよかった。
14 大会に関わって、そろそろ役員の実務分担をはっきりさせたほうがいいと思いました。それと
会計を受け持つ中山さん、山田さんは毎年学習がきちんと保障されてないのではないでしょうか。何年かごとに入れ替わることを前提に、実務分担をしっかりしたほうがいいと思います。学習担当、受付担当、書籍担当など。
→重要なことなので検討して、神奈川大会からはっきりさせる。
15 実践報告の形を、校種別ではなく、テーマ別にしてはどうか。(会としての研究をさらに深めていくために)
→実践報告を、小中高から (例)ア 学級づくりを目指した群読、イ 集会・行事のための群読、    ウ 国語科の授業としての群読  等のように分野別に分けることも考えてみる。
16 午後の分科会の数を減らして、各分科会の人数を増やすようにする。最低10人、できれば
20人以上いた方が、いろんな先生方と出会い、いろんな表現方法を知ることができ、学習が深まるように思う。
→午後の分科会の構成を考える。
17 感想を書く時間がなかった。
→午後の分科会の終わりに10分程度、感想を書く時間をつくる
18 大会実行委員会・役員全員で写真を撮っておけばよかった。

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★ 本会出版計画要項(執筆者募集) 〜ふるって執筆にご参加ください〜
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日本群読教育の会では、下記の計画で本を刊行します。実践シリーズの4冊目です。
本書の編集担当は毛利豊先生です。

        出版原稿 募集要項
                          
                          日本群読教育の会
                           07,8,3
                            
1 目的
 1)途絶えていた「分野別」の「実践記録」集を、再スタートさせ、
   本会の現時点での到達点を発信する。
 2)本会の財政を確立する。

2 時期と日程
 ア 来年の神奈川大会記念として一冊、刊行する。
  6〜7月  企画案
  8  月  執筆者募集開始(8月初めに本会HPで。8月下旬に会報で)
  9〜3月  実践+執筆+録音
  4〜5月  諸作業
  7  月  刊行
 イ 再来年の大会に出すのがどういうのが良いか、会員から広くアイデアを
  募り、来年の大会までに決定する。
  
3 書名
 ア 『実践シリーズ4・古典で遊ぼ! 古典で作ろ!』(仮題)
 イ 未定

4 アの主な内容
   1 家本実践  平家「衣笠の合戦」   録音あり
   2 川崎実践  歌舞伎・リーダー朗読  録音あり
   3  〃    歌舞伎・学級群読    録音あり
   4 群読の会  平家「倶利伽羅峠」   録音あり
   5 募集    ことば遊びなど     まだ
   6 募集    漢詩・長歌       まだ
   7 募集    俳句や短歌       まだ
   8 募集    論語や漢文       まだ
   9 募集    物語          まだ
   10 募集    説明文         まだ
   # 5〜10の中から3〜4つを、9月〜3月に実践していただく。
      会報掲載の毛利論文を参考にして。
   11〜15 群読の会の冬期研修会で録音したものから、脚本・演出ノート
       ・音声のみ(実践記録はなし)
      各章末に「この実践に学ぶ」をまとめて付ける。
   
5 原稿料
  応募の中から、最終的に採用となった原稿+録音には、買い取り制で一編につき1万円を
支払う。(一人一編)
6 募集方法
  日本群読教育の会会員なら誰でも応募できる。また、この機会に誰でも会員になることができる。(会費無料、義務皆無、権利は沢山という、群読普及に徹した、珍し い会則の会である。加入方法等、本会HPを参照のこと) なお、今後に行う予定を、下記メールへお知らせを。
  件名は「出版原稿応募」で。
 
   毛利 豊 mourisi@tea.ocn.ne.jp
メール本文には次の事項を書く。
 1「実践予定月」
 2「題材または教材」
 3「規模(大体の人数)」
 4「場面(授業参観など)」
 5「録音種類(デジタルビデオ・録音テープ・ICレコーダー、その他など)」
  むろん、すでに実践したもの・録音のあるものこそ大歓迎。その旨を明記する。
     ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 詳しい書式は、こちらから応募者に後日、連絡する。
 (『学級活動・行事を彩る群読』2006,高文研 に準じる。)
  立候補〆切 8月末日

7 編集責任
 常任委員会(今巻主務:毛利)


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★楽しい群読実践  〜○○中いじめ根絶宣言〜           重水 健介
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6月にいじめをなくす集会が開かれたとき、いじめ根絶宣言をみんなで群読した。全員で読むことで、人権を守るための心構えやいじめをなくそうという決意を、より強く感じることができたように思う。ソロ(生活委員長)が読む文は模造紙に書き、1行ずつ垂れ幕のようにステージ上から下げてみんなが見えるようにした。

エ)群読脚本(生徒作 作/ 重水健介 編)

ソロ 2007年度 ○○中いじめ根絶宣言

ソロ 笑顔でだれとでもあいさつをします
全  笑顔でだれとでもあいさつをします

ソロ 教えあい、助け合って、学習します
全 教えあい、助け合って、学習します

ソロ 一人ひとりが、いじめを許さない心と思いやりの心を持ちます
全  一人ひとりが、いじめを許さない心と思いやりの心を持ちます

ソロ 自分がされて嫌なことは、人にはしません
全  自分がされて嫌なことは、人にはしません

ソロ 学習や活動、読書を通じて、心を豊かにします
全 学習や活動、読書を通じて、心を豊かにします

ソロ このいじめ根絶宣言を支持する人は大きな拍手をお願いします
全 (大きな拍手)
ソロ 以上 2007年度○○中いじめ根絶宣言は採択されました。
   明日からの生活にいかしていきましょう
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 ★校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください★
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◆ 2007年8月20日(月)13:00〜16:30
   広島県福山市立中条小学校職員研修会 「群読中級講座」
◆ 2007年8月28日(火) 10:00〜14:30
 大阪府箕面市立北小学校職員研修会 「群読初級講座」
 上記の学習会が開かれます。当会からは重水が参加します。

◆ 日本群読教育の会では、群読の普及活動の一環として群読学習会を開いています。群読学習会の開催ご希望のときに講師を派遣します。講師派遣につきましては、講師の交通費の実費のみ現地でご負担ください。会員の方で地域サークルや校内研修会での群読学習会をご希望の方は事務局までお知らせください。詳細をご連絡します。一緒に楽しい群読学習会を開いてみませんか。
2007年も、全国各地の学校やサークルから講師派遣の依頼をお受けしています。
申し込み先は、重水健介 日本群読教育の会事務局 sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp です。
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 ★事務局より★
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◆「文化祭や学習発表会で○○を群読でやってみたいのだが、脚本を誰か持っていませんか」というようなお尋ねもどんどんお寄せください。
◆役員・会員の方でアドレス変更がありましたら、その都度お知らせください。会報にご本人の承諾を得て掲載します。
◆群読の実践や自作の群読脚本をお送りください。
会報でご紹介し、実践研究を交流したいと思います。

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 ★日本群読教育の会について★
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群読の研究をする会です!
  
  群読は「声の文化活動」です。たくさんの声を響き合わせながら、子どもたちの  心と体を拓いていく新しい文化活動です。国語の授業、学級活動、学年・全校の行事、儀式や集会などにも、いろいろ活用できるこれからの表現活動です。本会は、その群読を研究、実践し、普及する活動をしています。


当会の活動内容
  
1.実技講座の開催
    群読を学ぶには、まずやってみることです。実技講座を開催します。開催の条件は下記をご参照ください。研究団体、学校の研修、サークル、組合などで遠慮なくお申し込みくだい。
 


◆講師の交通費<実費>の負担をお願いします。謝礼はいりません。
 ◆受講者は15名以上、講座時間は3時間半ほどです。短縮も可。
 ◆会員が開催する場合は、5名以上から可。
 ◆学校の教職員研修の場合、人数は関係ありません。父母の参加も歓迎します。
 ◆会場の確保・準備は現地でお願いします。
 ◆講師には会の役員があたります。
 ◆講座の内容はご相談に応じます。
       〜入門講座のプログラム例〜
       @みんなで群読
       A群読の技法の説明と群読の実践例の紹介
       B教材ごとにグループに分かれて群読づくり
       C発表会(発表の工夫、評価のしかたも学ぶ)
       D群読の発展、質疑
       Eまとめ

  2.研究集会の開催
    年に数回、全国各地で群読の群読研究会を開いています。  
    年に1回、全国研究集会を開いています。来年度は神奈川県横浜市で開催します。
   
会員になりませんか  

   入会費、年会費はとっていません。群読に興味のある方ならどなたでも歓迎します。会員に  なるとEメールによる「会報」と「楽しい群読脚本ノート」が送られます。
★本会へのお問い合わせ、会員申し込み、講座申し込みは
事務局長 重水健介sakunayo@ngs2.cncm.ne.jpまで。