∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 日本群読教育の会 会報 83号            2007.4.28.
    
        発行者アドレス          sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp    
        日本群読教育の会      http://gundoku.web.infoseek.co.jp
_________________________________________
 ☆目次☆
★ 編集前記
★ 会員のみなさんの声
★ 北海道大会情報
 ・申込みをしてください
〜チラシ(申込書)を添付しました〜
・事前研修会を開きます
・分科会講座担当を決定しました
★ 群読実践の紹介            海上和子さん
★ HPをみてください
★ 群読講座の希望をお知らせください
★ 事務局より
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
________________________________________

★編集前記
________________________________________

お元気ですか。新年度も1ヶ月過ぎました。やっと連休ですね。とはいえ、ご多忙の日々をお過ごし
のことでしょう。お体大切にお励みください。

北海道大会を定山渓温泉で開きます。札幌から車で1時間以内にいけるところです。すばらしい環
境です。着々と準備がすすんでいます。ぜひ、北海道大会にご参加ください。みなさまとお会いでき
ることを実行委員、役員一同、楽しみにしています。わたしは大会申込みをしました。みなさんはお
済みですか。学習前後には北海道観光を兼ねて、ご家族やお仲間で、ぜひ、ご参加ください。

会報はみなさまのお手元に届いていますか。「届いた」とのご連絡を頂くと、安心します。と同時に、
激励の言葉や近況等が添えられていると、たいへん励みになります。


________________________________________

★会員のみなさんの声★
_______________________________________
◆山口 聡さん(神奈川)
神奈川の山口です。群読会報82号、届きました。ありがとうございます。
「群読の技法」は群読に取り組みたい人にはとても参考になるテキストなので、できるかぎり広めた
いと思っています。
先日、わたしが所属する中学1年生の学年で、学年憲章を学年生徒会として制定しました。その中
心メンバーが担当の先生の指導のもと、学年憲章のお披露目の学年集会で寸劇と群読を発表しまし
た。わたしはこの群読指導には関わっていないのですが、1年間、いろんな場面で群読をやってきた
からでしょうか、学年に群読が定着してきているな、と実感しています。

◆山中伸之さん(栃木)
群読会報82号をありがとうございました。
お陰様で、卒業式の別れの言葉に、詩2編の群読を入れることができました。在校生が1編、卒業生
が1編です。前後にピアノ演奏を入れて雰囲気を変えた後の詩の群読は別れの言葉とはまた違った
感動がありました。
子ども達の思い出の一言もいいものですが、詩人の選び抜かれた言葉のもつ力も卒業式の雰囲気を
盛り上げてくれました。
群読教育の会で学んできてよかったと思いました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

◆長塚松美さん(神奈川)
決意どおり、「群読」会報82号と同じ、学級だより82号でしめくくることができました。まとめの会では、
学級全員による『おむすびころりん』の歌入り群読と、グループによる『おしょうさんとこぞうさん』の群読
発表を、保護者に参観していただきました。校長・教頭も参観してくれました。群読に対するメッセージ
まで寄せてくれましたので、学級だよりに掲載しました。
また来年度は、群読に興味をもってくださっている方2名と同学年ですので、学年にも群読の輪を広げ
られそうです。

◆相原和正さん(神奈川)
修了式を終え、ひとまずほっとしていますが、月末までに処理する文書の山がたくさんあり、しばらくは
戦いのようです。

________________________________________

 ★2007北海道大会情報                    
________________________________________

◆申込みをしてください。 〜チラシ(申込書)を添付しました〜
2007年7月28日の全国大会(北海道大会)定山渓温泉で開きます。着々と準備が進んでいます。
定山渓温泉札幌から車で1時間以内にいけます。とてもよい環境です。

今年の全国大会は北海道です。2007年7月28日(土)北海道定山渓温泉で開きます。ご予定をあ
けておいてください。そして、ぜひ、参加ください。重水は申込みしましたよ。

と き  2007年7月28日(土)  9:00 〜 17:00
ところ 万世閣ホテルミリオーネ(北海道札幌市南区定山渓温泉東3)  TEL011−598−3500

チラシ(申込書)を添付しました。画面をプリントアウトして書き込みファックスで申し込んでください。
当会のHPからプリントアウトすることもできます。

◆大会事前研修会を開きます。
と き  2007年6月16日(土) 13:00 〜 17:30
     研修会のあと、懇親会(自由参加)
ところ  東京都内(今、調整中)
  
事前研修会には、会員の方は、ご自由に、どなたでも参加できます。
事前研修会では、大会準備(13:00〜14:20)と各分科会学習(14:30〜17:30)をします。分科
会学習では、講師の方に学習内容の説明を聞き(模擬講座)、内容をみんなで検討し、深めます。東
京近辺でご都合のつく方はぜひご参加ください。

●事前研修会内容 進行:重水
1 会長あいさつ                (松本順子先生)
2 大会委員長あいさつ・参加集約状況について  (加藤恭子先生)
3 参加者自己紹介
4 日程にそって会場・当日の仕事内容の確認   (重水)
5 役員の増員について (重水)
6 今後の作業日程と係仕事確認    (重水)
7 次期開催地について  (海上和子先生・長塚松美先生)
8 図書リスト
9 必要物品
10 次回実行委員会(大会前日、7月27日)の連絡     (重水)

●14:50〜17:00 事前研修会

◆ 分科会講座担当を決定しました
下記のように、分科会講座担当を決定しました

学習T(◆主担当)
入門講座     ◆重水健介 
中級講座    ◆長塚松美
実践報告    未定
  司会
報告者小
報告者中
報告者高
 (報告者地域)
コメンター
学習U
a 詩  ◆澤野郁文
b 物語           ◆松本順子
c 古典   ◆毛利 豊
d ふたり読み  ◆加藤征子
e ことば遊び(入門期 の群読)◆海上和子

学習V
a 詩   ◆澤野郁文
b 物語         ◆松本順子
c 古典  ◆毛利 豊
d ふたり読み       ◆加藤征子
e 集会・行事の群読 ◆山口 聡

◆のみなさまにはご承諾をいただいています。大会分科会担当講師として、たいへん
お世話になります。よろしくお願いします。

________________________________________

★群読実践のご紹介               常任委員 海上和子さん(神奈川)
________________________________________
地域での群読「逸見群読の会」の活動状況と「がってん音頭」
2007.4.15 横須賀在住 海上 和子

◆2002年10月に家本先生を中心に発足した「逸見群読の会」は、5年目をむかえました。
公民館文化祭での発表は4回目となります。メンバーの入れ替えはありましたが、50代後半から80代までの方、15〜17名が月一回公民館に集まって群読を楽しんでいます。
◆ 群読を楽しみ、仲間作りをし、公民館の文化祭で発表するだけでは物足りなくなり、市内の高齢者施設に出かけ、デイサービスで通所の方々に聴いてもらったり、一緒に群読を楽しんでもらうようになりました。勉強のため、プロやセミプロの方の朗読を聴きに行ったりもしています。 
◆4年前に家本先生から引き継いだものの、今回は困ったときの神頼み家本先生に脚本作りや表現について相談ができなくなり、心細い思いでした。しかし、そこは「日本群読教育の会」のネットの強さ、常任に相談メールを送ると、さっとアドバイスが帰ってきました。
◆そのような中で、「枕草子」に挑戦し、参加者と一緒に楽しむ「がってん音頭」を中心にプログラムを組みました。 発表するだけではなく、毎回お客様に一緒に声をだしてもらう脚本を一つ取り上げています。
◆今回は、「がってん音頭」をやってみました。付け足し言葉の所を一緒に声を出してもらいました。シニアの方々にとっては耳慣れた言葉ばかりでしたので、大いに盛り上がりました。
「つどい」の後、デイサービスでおこないました。やはり乗りやすいリズムと言葉なので、手拍子をとりながら声を出してくださいました。 
◆「がってん音頭」は発声練習で使っていた「付け足し言葉」と、「にほんごふぁんさいと」に載っていた「がってん音頭」をアレンジしました。「にほんごであそぼ」を観ている子も多く言葉遊びは小学生にすぐなじみます。小学校4・5年生の子どもたちも喜んで取り組みました。担任の先生が「○○しなさい」と言ったら、「おっとがってん承知之助」か「何かご用か九日十日」とかね、おだてようとしたら「その手は桑名」よ、と言う具合に教えましたら、面白がって付け足し言葉を使っています。



 プ ロ グ ラ ム
1. はじめのことば
2. 「 枕 草 子 」・・・・・清 少 納 言
   「春は、あけぼの ようよう白くなりゆくやまぎは、・・・・・」
     難しいですが、平安時代の四季の移り変わりの雰囲気をだしたいと思います。
3. 「 がってん 音頭」 付け足し言葉を群読にアレンジしました。
      **みなさんも、ぜひ参加してください**
4  ふたり読み   面白い詩を ふたりで読みます。
   「どっこいしょ」・・・・みねぎし なつめ
   「ヤダくん」・・・・・・小野 ルミ
4. 「 パ ナ ン ペ の は な し 」・・・・谷川 俊太郎
     アイヌの村の楽しいおはなしです。
5. おわりのことば

月に一回(主に第2金曜日の午後)活動しています。気軽に見学してください。


資料1 「 がってん音頭 」
A おっと
+B おっと
+C おっと
+D おっと
 A がってん
+B がってん
+C がってん
+D がってん
 1 おっとがってん合点   しょうちの承知之すけ助
 2 驚き桃の木   さんしょう山椒の木
 3 あたりき車力よ くるまひき車曳き
 4 あり蟻がたい鯛なら   いもむし芋虫やくじら鯨
 5 うそ嘘をつきじ築地の   ごもんぜきご門跡
6 おそれ恐れいりや入谷の   きしぼじん鬼子母神

 B おっと 
+C おっと
+D おっと
+A おっと
 B がってん
+C がってん
+D がってん
+A がってん
 7 その手はくわな桑名の やきはまぐり焼き蛤
 8 何かご用か   九日十日
 9 何が南京    とうなす唐茄子かぼちゃ
10 ごまめいりまめ煎り豆  さんしょう山椒みそ味噌
11 けっこう結構毛だらけ  猫灰だらけ
12 困ったこうやく膏薬   はりば貼り場がねえ
C おっと
+D おっと
+A おっと
+B おっと
 C がってん
+D がってん
+A がってん
+B がってん
13 飛んでも八分  歩いて十分
14 すいま千年   亀は万年
15 ただいま帰って きたキツネ
16 平気の平左   ごん権ざ左右えもん衛門
17 敵もさる者   引っかくもの
18 何だ神田の   明神下
19 お茶の子さいさい 河童の屁
20 おれがこんなに強いのも    
あたり前田の  クラッカー
D おっと
+A おっと
+B おっと
+C おっと
 D がってん
+A がってん
+B がってん
+C がってん

全員 しーらんペッタン  ゴリラ

にほんごであそぼふぁんさいとより 海上和子編
*1〜20はソロ   A〜Dは全体を4グループにわけます。
________________________________________

★ HPをみてください
________________________________________

日本群読教育の会のHPは、常任委員の片桐史裕先生が管理されています。
ぜひ、定期的にご覧ください。いろいろな情報が載っています。掲示板もありますが、最近は使われていません。ぜひ多くのみなさんで書き込んで頂きたいと思います。
日本群読教育の会のHPをどうぞよろしく。

 日本群読教育の会 http://gundoku.web.infoseek.co.jp/

________________________________________

 ★校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください★
________________________________________

◆日本群読教育の会では、群読の普及活動の一環として群読学習会を開いています。群読学習会の開催ご希望のときに講師を派遣します。 
 講師派遣につきましては、講師の交通費の実費のみ現地でご負担ください。会員の方で地域サークルや校内研修会での群読学習会をご希望の方は事務局までお知らせください。詳細をご連絡します。一緒に楽しい群読学習会を開いてみませんか。

2007年度も、さっそく、静岡や愛知の学校から講師派遣の依頼をお受けしました。他にも数件、お申し込みをいただいています。
申し込み先は、重水健介 日本群読教育の会事務局 sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp です。
________________________________________
 ★事務局より★
________________________________________
◆「文化祭や学習発表会で○○を群読でやってみたいのだが、脚本を誰か持っていませんか」というようなお尋ねもどんどんお寄せください。
◆役員・会員の方でアドレス変更がありましたら、その都度お知らせください。会報にご本人の承諾を得て掲載します。
◆群読の実践や自作の群読脚本をお送りください。会報でご紹介し、実践研究を交流したいと思います。