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 日本群読教育の会 会報 75号           2006.8.22
    
        発行者アドレス          sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp    
        日本群読教育の会      http://gundoku.web.infoseek.co.jp
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 ☆目次☆ 
     
     ★ 編集前記
     ★ 随  想  創作的群読俳句 イン 中国の旅   毛利 豊さん
★ 東京大会実行委員長より             加藤征子さん
     ★ 開会の群読「あなたの声が聞きたいから」     山口 聡さん
★ 大会の総括 
     ★ 会員のみなさんの声
★ 大会に参加されたみなさんの声
     ★ 新会員のご紹介
     ★ 全国大会(北海道大会)情報 
     ★ 会員のみなさんにお願い             毛利 豊さん
★ 福山市立中条小学校研修会(群読講座)のお知らせ
     ★ 校内研で・サークルでの群読講座の希望をお知らせください
    ★ 事務局より
   
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 ★編集前記
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会員のみなさん。お元気ですか。残暑お見舞い申し上げます。
 7月30日に開催した第5回日本群読教育の会は約120名の参加者を得て、盛会裡に終了することができました。
 今大会は、会の創設者であり前会長の家本芳郎先生がいない全国大会でした。
 しかし、参加されたみなさんには先生の姿が見え、声が聞こえていたのではないでしょうか。
 東京大会が成功できたのも、役員、会員、そして、ご参加いただいたみなさんのおかげと深く感謝しています。これからもまた、みなさんとともに群読の実践と普及に努めていきたいと思います。よろしくお願いします。
                 日本群読教育の会 事務局長 重水健介

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★ 随 想    創作的群読俳句 イン 中国の旅 
               日本群読教育の会副会長       毛利 豊さん
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 数年前、海舟も西郷も果たせなかった韓国に、私は渡った。大国の暴虐に抗するに、侵略型でない「互恵的な地域統合」を以てする明治維新の源像を追って。今年は中国へ渡ろうとしていた。朝食にマクワ瓜を食べながら、これから行く中国はどんなだろうと胸が高鳴った。そして旅の様子を群読俳句にしようと、『歳時記』を旅行カバンに忍ばせた。

12 海舟と チャベスの夢や *瓜二つ   *は夏の季語。以下おなじ。
1 海舟と      
2  チャベスの夢や 
12 瓜二つ

 富山空港から上海へ。上海空港で乗り継いで西安(唐代の「長安」)へ。ガイドの呉梅さんは、今年は乾燥帯らしからぬ雨が多くてね…とこぼしていた。

1234 西安(シーアン)の *西瓜と李(すもも)と 汁うまし
1    西安の
12   西瓜と
123  李(すもも)と 
1234 汁うまし

 翌日から、市内観光。ここが歴代王朝の首都であり、シルクロードの東のスタート地点だった。塔の上からみなで西方をしきりと眺望した。

123 *万緑の 西安の彼方 絹の道
123  万緑の 
12   西安の彼方 
1    絹の道

 南京へ向かった。紀念館で献花し、セレモニーをしてから、館内を観覧した。長江の船に逃れようとした群衆を日本兵が惨殺し川に投げ込んだ写真群を見た。また、熱い日ざしの中で野外展示場の碑・彫刻をめぐり、大虐殺の話を聞いた。一角にはおびただしい白骨遺骸群が往時のまま保管展示してあった。

  君語る 昔ここは…と *木下闇
  手にとらば *熱き涙ぞ しゃれこうべ

帰路は、全天、俄かにかき曇り、豪雨となり、南京の街に雷鳴が5回轟いた。

123 *雷(いかずち)の 怒(いか)るや厳(いか)し 南京城
1    雷の 
2 ▽  怒るや厳し      ▽は、同時に読む。
3 ▽     怒るや厳し
1 ▽        怒るや厳し
2 ▽   怒るや厳し
3 ▽  怒るや厳し
123 南京城  

 その日の内に列車で南京を逃れて上海に向かった。広規格の列車は静かだ。翌朝、師範大学付属の中学校教師と歴史認識と歴史教育について懇談した。

  上海の 教師と懇談 *汗ながす

 「二重価格」にやられ、思わぬ出費がかさんだ。銀行での両替を人に頼み、その合間に店外の路上フリーマーケットを冷やかした。そこで探求本を発見!日中共通の中学校教材:魯迅「故郷」の他、代表作を収めた元値28元の作品集である。売価が貼ってないので10元札を突き出すと、おやじさんは笑って、仕方ない持っていけという手振り。わずか160円で夢が飛び込んで来た!

 *木下闇 魯迅と出会う 露天市

 最終日、ホテルの近くのスーパーで全ての商品が格安で、即、土産とした。
  アジア旅 初日に行こう *夏スーパー
  *夏みやげ 旅に電卓 必需品 
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 ★ 東京大会実行委員長より★        大会実行委員長  加藤 征子さん
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東京大会、ありがとうございました。
 委員長としていたらぬことが多く、皆さんには多大なお世話をお掛けしましたが、なんとか無事終了することが出来ました。
 初めて学校で開催できたことは、家本先生も喜んでくださいましたし、参会者の方々にも、群読だけでなく会場も「良かった」と言ってくださいましたので、私も嬉しく思っています。

 参加した私の友人達は、「役員の方々がそれぞれの立場で楽しそうに和やかに任務を果たされている様子がよく分かり、初めて接した自分たちも昔からの知己のように入っていくことが出来た」と言ってくれました。
 役員一人一人が群読を日々実践して自分のものとしている自信やこの群読の楽しさ有効性をみんなに知ってもらいたいという情熱が有るからだと思います。
 私もそういう自信と情熱を持ち続けるよう日々研鑽していきたいと思っています。

 来年の北海道大会は、場所の素晴らしさだけでなく私自身の成長の糧として、是非参加したいと思っています。微力ながら私の出来ることはしていきたいと思っております。
10年後の片桐先生の新潟大会まで頑張れればいいなと思っています。
 今はどこも夏休みと言いながら「教員は夏休みでは無いのです」と公言する管理職の下で、一学期の疲れも取れぬまま暑い夏が過ぎ二学期を迎えるような学校現場です。
  皆さん、体が資本です。無理をしないで(と言っても無理でしょうが)お仕事頑張ってください。
  本当に本当にありがとうございました。

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 ★ 群読脚本  全国大会の開会群読「あなたの声が聞きたいから」★         
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2006東京台場大会はこの群読でスタートしました。山口聡先生がつくられた脚本です。ご紹介します。
   
◆あなたの声が聞きたいから        山口 聡 作・編
  (源平盛衰記 巻の二十二より 衣笠の合戦 家本芳郎先生 編)
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声に魅せられて
ソロ  わたしはここまできた
全員  わたしはここまできた

ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声に励まされて
ソロ  わたしはここまでやってきた
全員  わたしはここまでやってきた

ソロ  やさしい声
ソロ  あたたかい声
ソロ  きびしい声
ソロ  うけとめる声
ソロ  ささやく声
ソロ  そして、わたしを包み込む
ソロ  海より広い
全員  あなたの声

ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声に包まれて
ソロ  わたしはここまでやってきた
全員  わたしはここまでやってきた

ナ1 源平盛衰記 巻の二十二より
ナ全 衣笠の合戦
ナ2 ときは治承四年八月二十九日。
平全 平家の勢、つごう三千余騎、衣笠城を取り囲む。
三全 これを迎える三浦の勢、
三1 城主三浦大介義明を大将軍に、その子義澄・与一をはじめとして
+三2 和田
+三3 佐原
+三4 佐野
+三5 藤平
+三6 奴田党など、
三全 わずか四百五十三騎。
大介 衣笠城主三浦大介義明、今年七十九にありけれど「命を惜しむは
   人にあらず。いでいで駆け出で最後の戦さ(いくさ)してみせ
   ん」とぞ下知
   し給う。
三全 されば、二十騎、三十騎、馬の鼻並べて駆け出でつつ、案内を知
   らぬ者どもを、悪所悪所へ追い詰め討ちてんげり
全員 そののち双方、たがいに命を惜しまず、さしつめ引きつめ、駆け
   出で駆け出で、追いつ追われつ、進み退き組んず組まれつ、討ち
   つ討たれつ
(異文並行読み)
    さしつめ引きつめ さしつめ引きつめ…
    駆け出で駆け出で 駆け出で駆け出で…
    追いつ追われつ  追いつ追われつ…
    進み退き     進み退き…
    組んず組まれつ  組んず組まれつ…
    討ちつ討たれつ  討ちつ討たれつ…
全員 いずれ劣れりとも見えざりけり。
大介 大介味方に向いて大音声にて叫びけるは「父死ぬれども子かえり
   みず、子討たるるとも親退かず。乗り越え乗り越え、敵に向かう
   ことこそ坂東武者の習いなれ」
全員 しばし、敵も味方も暇なきさまに、今日を限りと戦いたれど、多
   勢に無勢、日もようやく暮れければ、三浦氏、戦に疲れ果て弱々
   しくとぞ見えたりけり。
大介 ここに大介、子孫郎党を呼びいえて「戦はすべきほどにしつ。わ
   れもまた見るべきことのほどを見つ。われをここに捨て、とくと
   く落ちて行け」と、直垂の袖をしぼりて言いたりけり。
義澄 かくて義澄、泣く泣く主君源頼朝を尋ね奉りて、久里浜の岬より
   船に乗り、安房の方へぞ落ち行きけり。
ナ1 ここに大介討たれ、
ナ全 衣笠城ついに
全員 落城せり。

ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声に導かれて
ソロ  わたしはここまできた
全員  わたしはここまできた

ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声を聞きたくて
ソロ  わたしはここまでやってきた
全員  わたしはここまでやってきた

ソロ  星を望み、地を歩む
複数  星を望み、地を歩む
全員  星を望み、地を歩む

ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声
ソロ  あなたの声を聞きたいから
ソロ  わたしたちは歩み続ける
全員  わたしたちは歩み続ける
ソロ  わたしたちは歩み続ける

開会セレモニー   2006年夏 東京大会

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 ★東京・お台場大会の総括★
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 第5回日本群読教育の会の全国大会東京台場大会は成功裡に終了しました。実行委員長の加藤征子先生、副委員長の山口聡先生をはじめ実行委員の方々の熱心な取り組みのおかげです。そして大会に参加いただいたすべてのみなさんの力を結集した成果です。
 厚くお礼を申し上げます。重水が下記のように大会のまとめをしました。
 大会を通して、よかった点、改善すべきところ、継続したいものなど、お気づきがありましたら、ぜひ事務局までお知らせください。
 
 ア 成功したこと
 1 116名の参加を得た。
 2 初めて会場として公立小学校をお借りすることができた。
港区立港陽小学校の角田校長先生はじめ区教育委員会のご理解ご支援のたまものと深く感謝しています。また、会場校の野田美智子先生には事前準備の段階からずっと実行委員会をサポートしていただきました。厚く御礼を申し上げます。
3 会場の港区立港陽小学校は冷房完備で設備面も充実し、必要に応じて快く機材一式や机等を貸してくださった。おかげで参加者一同快適な学習ができた。
 4 弁当は事前に注文の有無をとっていたので、無駄なくできた。きちんと集約できていたからである。
 5 開会行事は時間通りにできた。役員による群読が好評だった。とくに脚本がよく実行委員一同真剣に取り組んだ。このスタイルを継続・発展したい。
 6 閉会行事は、参加者の声も交えながら「祭りだわっしょい」の群読をした。さらに改善するところはあるが、よい内容だった。今後はさらにいろいろな方の登場を工夫したい。
 7 入門・中級の両講座・実践報告・詩・物語・古典・ふたり読み・ことば遊び、中高生向けの群読の分科会を設置して参加者のニーズにこたえるものになった。
 8 6月24日に講師団研修会を開き担当者は学習を深めて大会にのぞむことができた。
 9 分科会を同内容の2コマ制にしたのは、参加者の声からも好評だった。
 10 懇親パーティーは、2時間程度だったが、大会までの取り組みや当日の学習や運営、来年への展望を語り合いながら楽しく行うことができた。

 イ 今後の課題
 1 参加費3000円×116名=約35万円と 図書販売の利益焼く5万円
(割引券によって参加者へ還元したので、本会の利益はその分少なくなった)、
本会出版図書(「いつどこ」「続いつどこ」「シリーズふたり読み」「シリーズ彩る群読」の印税)で、大会を運営した。大会までの事前準備費、用紙代、郵送費等をそこでまかなうことにした。しかし、大会収益で、本会の今後1年間の活動費を捻出できるまではいかない。本会財政にかんする議論を深める必要がある。
 2 参加費はいくらにするか。参加目標は何人か。会場はどこにするか。会場の許容人数とともに、上記イの1のこともあわせて考えてきめる。
   幸い2007年の北海道大会では定山渓温泉のホテルが会場費を無料で提供してくれる。ただし、役員はできるだけ会場ホテルに宿泊する。参加者もなるべくここに宿泊するように頼む。
 3 申し込み方法としてFAX・メールの両方でできるようにしたが、ほとんどはファックスによる申込だった。ホーム頁から、参加要項を取り出し、申込用紙をコピーするという方法はまだなじみが薄いようである。次回からは要項(用紙)をできるだけ会員の手元に送る方法を考える。
 4 分科会の内容については、今回も事前研修会を開き、講師団の学習を深めた上で大会に臨んだ。今後も、今回のように事前研修会を行って、まず、指導者陣の力を高め、分科会の学習内容の充実をめざす。
 5 大会紀要は、今年のA4の大きさでよかった。また、「入門・中級・実践報告・各分科会資料・本会からのお知らせ」をすべて掲載して1冊に綴じたので使いやすかった。ただし、原稿を各分担執筆者から予定通り集めること、できるところは2段組に書くなどして頁数を減らし、印刷・製本をどれだけ簡略化できるかが課題である。
 6 講師の役割分担は、各分野で役員の実力を高めるねらいをもって2名態勢にした。分科会成功の原動力である。ただし、そのための事前研修会では多大な経費がかかった。次年度も講師は2名態勢をとるが、事前研修会には主となる1名の参加を要請する。
 7 図書割引券を(500円×1、300円×1、200円×3)つくって、書籍購入を促進する効果があった。
 8 本の販売について、どのように宣伝し売るか。「では買おう」となるような工夫を考える。財政上1冊でも多く売りたいからである。
 9 研究面では、詩・物語・古典・ことば遊び・ふたり読み・中高生向けの群読研究を深める。並行して英語の群読研究をすすめる。

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★会員のみなさんの声★
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◆神奈川 山口聡さん
 わたしは詩の分科会に参加しました。「早口言葉のうた」の群読を6人のメ ンバーで発表しました。はじめてお会いするメンバーで、しかも名前も分からないのに、練習するにつれ息があっていき、最後には心を一つにして一つの群読を発表することができました。   
これこそ、群読の素晴らしさだな、と思いました。来年の北海道大会も楽しみです。

◆愛知 村井恭子さん
お台場、というのは聞いたことがあったのです。まさかあんなところとは。窓からお台場海浜公園のビーチと、レインボーブリッジと上海の外灘地区かとみまがうばかりの摩天楼郡がばーんと見えるすごいロケーションの学校でした。全館冷房で、完全防音。窓をあけるとビーチの喧噪や音楽が聞こえてきました。田舎者なので、目をみはってしまいました。この大会のテーマが「群読の楽しさを学び合いましょう」だったのですが、ほんとうに楽しかったです。群読については初心者なので、入門講座、古典、物語の学習会に参加しました。群読の知識、脚本作りなどの教育的演習も役立ちましたが、実際にうんと役に立ったのは群読の体験でした。
 「祭りだ」「地引き網」「江戸馬鹿囃子」「寿限無」俳諧や短歌や長歌、勝海舟の翻訳歌を実際に声に出して一つの作品を協力して作りあげる楽しさといったら。
  また物語学習会では、班を作ってみなさんのものを聞き合ったのですが聞くのも、いいところを言ってあげるのも、笑いの絶えない楽しい時間でした。(「モチモチの木」だけは、感動教材なので笑う場面はありませんでしたが・・・) 
 教えてくださった先生がた、本当にありがとうございました。「みんなで声を出せば、願いはかなう」ええ、ほんとうにそんな気がしました。
  また閉会式がとてもかわっていました。閉会の言葉があったあと「祭りだ」(北原白秋)を参加者全員で群読してしめるのです。すごく盛り上がりました。来年は北海道で大会が開かれるそうです。「涼しくておいしいものがいっぱい」とのことですのでまた都合をつけて参加したいです。

◆ 神奈川 長塚松美さん
今大会は、とても深い意味のある大会でした。私たちの心に永遠に残る、有意義な大
会でした。言葉には言い尽くせない程の感謝で、胸がいっぱいです。
特に事務局長の重水健介先生・実行委員長の加藤征子先生・副実行委員長の山口聡先
生・会長の松本順子先生・会計の中山香代先生、お疲れ様でした。
もちろん、全役員の皆様の見事な力の結集で、大会が成功しましたこと、きっと家本
先生もほめてくださいます。全役員の皆様、お疲れ様でした。
これからもますますご活躍されますことを祈っております。そして、私自身もより
いっそう励むことを決意いたします。感謝の気持ちを込めて…

◆宮崎 坂尾智宏さん
 宮崎の坂尾です。 役員の皆様、大会の運営お疲れ様でした。
 私は、本日(31日)に家庭訪問があったため、閉会式には参加できず、途中で失礼しました。最後の後片付けまで、大変だったことと思います。
 大会は、各地からのアクセスがよく、施設の充実した港陽小学校での開催で、大成功を収めることができたのではないかと思います。
 また、加藤実行委員長をはじめ、分厚い資料の製本をしていただいた先生方や、講師団の先生方など、日本全国の先生方の協力で成り立っているすごい会だと改めて感じま
した。今年も、元気とやる気をもらって帰ることができました。
 ありがとうございました。

◆ 愛知 日置敏雅さん
大会を終了後、一部役員で反省会。その後夜行で帰りました。帰ったのが今朝。そのまま朝食を摂って学校へ行きました。午前中は部活(水泳とミニバス)午後はプール指導を行い、先ほど、帰宅しました。
疲れはありますけれど、参加して良かったなぁと思っています。アンケートも一部見ましたが、概ね好評だったように思います。
参加された方々の協力のお陰でなんとか無事終わることができたと感謝しております。まずは取り急ぎお礼まで。それでは失礼します。

◆岩手 澤野郁文さん
全国大会,大成功おめでとうございました!加藤さんが,お疲れのところわざわざ岩手の大会に激励に来て下さって,撤収のお手伝いまでして頂いて,なんと嬉しかったことか!
群読の会の皆さんの,暖かいお心遣い!加藤さんに詳しく様子をお聞きしました。山口さんオリジナルの群読,涙で声が出ません!
こちらも,全国大会おかげさまで終えることができました。開会行事初っぱなに,家本先生追悼群読を入れたのですが,画像を見ると涙でその先の仕事ができなくなるので,できるだけ見ないようにはしていたのですが・・・。
悲しみを乗り越えて,力を合わせて大切な節目の大会を成功させた群読の会の皆様,本当にご苦労さまでした!

◆ 大分 日野努さん
先日の8月6日は、県下では「平和をねがう日」として平和学習が行われました。勤務校では、8時15分のラジオ放送に合わせて黙祷、そののち全教職員(管理職も含む)による「にんげんをかえせ」の群読を行いました。練習の回数は少なかったのですが、全教職員が生徒の前で一つのことを力を合わせて表現する、つまり平和への願いを声を合わせて表現することの大切さを生徒に伝えようとする試みでした。
生徒がどう感じたかはわかりませんが、群読を聴いているときの表情や終わったときの拍手から、ある程度はこちらの気持ちが伝わったのではないかと思いました。
学級での平和学習では、「ひろしまのピカ」の読み聞かせをしたのち、「仮繃帯所にて」の詩を読みました。そして福田須磨子さんの「原爆を作る人々に」を群読しました。
平和学習では知識を教えることも大事ですが、他人事で終わりがちです。
明日の平和を築くために行動できる子どもたちを育てるためにはどうすればよいか、日々悩みは尽きませんが、群読をとおして「声を合わせること」「声を挙げること」「力を合わせること」…そんなことが少しでも身に付くといいなと思っています。
 
長崎では8月9日が熱い一日だったと思います。11時2分のサイレンに合わせ、ソフトボール部と私とで黙祷を捧げました。同じ九州人としてナガサキのことは絶対に忘れてはならないと思います。
群馬の塚田です

◆ 群馬 塚田直樹さん
大会では、本当にお世話様になりました。
WEBを拝見したところ、次の文字が目に入りました!

第5回 日本群読教育の会全国研究集会 東京台場大会
こちらの大会は終了いたしました。当日の様子を御覧いただけます。
http://gundoku.web.infoseek.co.jp/2006/yosu.htm

既に大会の様子がアップされているのですね。充実した学びを振り返ることができます。
感謝申し上げます。
 


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 ★東京・お台場大会に参加されたみなさんの感想より★
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◆ 今回初めて参加させていただきました。講師の先生の情熱に圧倒され、引き込まれしいまい楽しかったです。久しぶりに子どもの気持ちにかえって認められる心地よさを実感しました。群読って読みが上手になるだけでなく感情も豊かになるんですね。2学期もさっそくやってみます。ありがとうございました。

◆前日準備から当日まで楽しく過ごさせていただきました。今年もたくさんの元気をもらって宮崎に帰れそうです。すばらしい会場で大成功の大会だったのではないかと思います。加藤実行委員長をはじめたくさんの方々の献身的な働きのおかげと思います。お疲れさまでした。次回、北海道もぜひ行きたいなと思います。

◆今まで本を頼りにあいまいなまま群読脚本をつくって実践していたのですが、今日の集会に参加し、実際に脚本をつくったり、参加されている他の先生方と声に出して読むことで「ああこうすればいいのだ」ということがわかってスッキリしました。!!2学期からさっそく活かしたいと思います。中学はもちろんですが、高校の古典の授業にうまく使えないか、他の先生といろいろやってみたいと思います。今日はありがとうございました。

◆群読には以前から興味があって本などに目を通していたものの、一人で黙読しているだけだったので、実際やってみたらどんな感じになるか今ひとつわかりませんでした。今日参加させていただいてはじめて楽しさがわかったように思います。今まで知りたかったことの一端がわかって本当に参加してよかったと思いました。今後はぜひ学習活動にも積極的に活かして生きたいと思います。来年も是非参加したいです。本日は本当にありがとうございました。

◆卒業式に向けて群読づくりのイメージが少しできました。3月、この集会で学んだことを活かしてステキな卒業式にしたいです。今日の研修会では脚本作りのことがとても参考になりました。脚本を考えているだけで は分からない効果が発表を聞いていてとてもよく分かりました。人それぞれ、自分では思いつかないような言い方があってなるほどなと思い
ました。ありがとうございました。

◆学校の友だちにお誘いを受けて初めてこの会に参加しました。とてもよかったです。クラスのみんなで読みたい!やってみたいという詩にたくさん出会うことができました。また、群読をすることがクラスをひとつにするという学級経営に役立つことも知りました。指導してくださった先生方の声のはり、表情の豊かさ、評価の仕方(ほめかた)等、みなさんステキでした。夏休み明けにクラス、学年で群読をどう取り入れるか・・・本日購入した本をもう一度よく読み、これからに活かして生きたいと思います。本日はありがとう
ございました。

◆初めて参加させていただきました。群読について何の予備知識もなかったのですが、入門講座で基礎から楽しく教えていただいたのでとてもよくわかりました。午後は「言葉遊び」と「詩」に参加しました。どちらでも実際に自分たちでやってみて発表をしたので「子どもが実際にやったら?」ということを想像することができました。ぜひ実践してみたいと思います。大変勉強になりました。ありがとうございました。

◆初めての参加でしたが、大変楽しく学ばせていただきました。子どもと同じで慣れない環境や声を出すことへの抵抗が少しありましたが、終わる頃には楽しんで思いっきりできていました。これもご指導くださった方々のアドバイスがすばらしかったからだと思います。ありがとうございました。

◆最近口々に自分の言いたいことを周囲のことを考えずに発言してしまう子どもが学級に増えてきたように思っています。話すルール、相手とのタイミングなど、楽しみながら身につけさせてやりたいと思って、今日は会に参加しました。2学期が楽しみになってきました。

◆子どもの参加が多いとよかったですね。どうすれば中高生の参加を多くできるのか・・・。平日だったら参加してくれたでしょうか。子どもが参加すると雰囲気がなごやかになると思います

◆一日ありがとうございました。初めて参加させていただきました。いつもなら、眠気が襲ってくる午後の研修会などもまったく感じさせないほど内容が充実していました。また、グループに分かれての練習・発表会も非常に楽しくかつ勉強になりました。2学期からさっそく使える内容も多く、有意義な一日を過ごさせていただき、ありがとうございました。各先生方に心より感謝申し上げます。

◆ 愛知からの参加です。午前の部、重水先生による入門講座はとてもわかりやすく、実践も入れての内容だったので楽しかったです。

◆中高生向けの群読をはじめ、様々な講座を受けさせて頂き、たいへん勉強になりました。
英語の分野では、これから開発していける課題がたくさんありました。さらに、勉強を積み重ねていきたいと思いました。本日はありがとうございました。

◆今回初めて参加いたしました。実際に活動を行うことで群読とは何か、また、様々な方法等を体験することができ、収穫の多い一日となりました。今後、授業活動としてどのように取り入れ応用することが出来るか後期に考えてみようと思います。充実したワークショップをありがとうございました。

◆今年は同じ学校の先生を3人連れてこられたことがよかったです。この先生方が、群読で人と人とがつながり合えることを体験してくれたと思います。役員の皆さんのおかげであったと思います。ありがとうございました。

◆今年は言葉遊び、ふたり読みで、自分たちで脚本を作りお互い発表し合った。やりはじめると、それぞれのグループの工夫がとても勉強になりました。緊張したけど楽しかったです。午前中の実践発表もよかったです。

◆ 久しぶりの参加でしたが、皆様のパワーに励まされました。家本先生のことはやはり残念です。もう一度あのお声を聞きたかったなあ・・・と思い、DVDを買いました。ご冥福をお祈りします。子どもたちと言葉を楽しんで読むことが天国に届くことを信じて努めていきたいと思います。

◆ 午前中は入門講座、午後はことば遊び、物語を受けさせてもらいました。「群読」と
いうことで勉強させていただいたのは初めてで、今までの授業の中で「物足りないな」
「楽しくないな」と思っていたことに足せるいろいろなアイデアやこうすればよかったのかという解決策が少し見えてきました。9月からの授業に生かせそうです。

◆ 授業時数が限られていく中、なかなか新しい取り組みがやりにくい時代ではありますが、
こんな楽しい活動を子どもたちにやらせない手はないなと思いました。子どもが活き活きとした表情で生活できる学級づくり、学校づくりに役立てたいと思いました。ありがとうございました。

◆ 声の重なりをとても楽しむことができました。一人で読むこともとても大切ですが、みんなで一つの作品をいろいろとアイディアを出し合いながら作っていく過程も大切だと改めて感じました。このような経験を一度だけでなく、何度かくり返し行うことで表現することの楽しさを感じていけるように思います。9月、まず一つ子どもたちとともに挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。

◆ 一日がとても充実していました。特に午後のワークショップは自分も群読をすることによって心も開放された気がします。子どもたちもきっと同じ気持ちになるのだろうなと
感じました。他のグループの発表のすばらしいこと。これも大いに参考になりました。ありがとうございました。1年おきに東京での大会ということで宿泊をしないで参加できることはとてもありがたいです。

◆ はじめて参加させて頂きました。群読の理論からワークショップまで本当に楽しませていただきました。まずは指導者が群読の楽しさを体感することが子どもたちへ、また、職場の仲間へ広げるのに大切だと思いました。群読の仲間を広げるために自分自身も学んでいきたいと思います。準備等大変だったと思います。ありがとうございました。

◆ ありがとうございました。初心者の私にとってみんなで声を出し、みんなで力を合わせて一つの作品を作り上げる楽しさってすばらしいなあと体感できた一日でした。声の文化(日本の伝統文化)を継承し、子どもたちに伝えていきたいと思いました。今年初めて群読の本を手にとり(それも同僚に貸してもらったものです)授業の一部に群読を取り入れてみたという程度ですが、これからしっかり勉強して群読を授業の一つの柱にするつもりです。

◆ 群読をどうすればできるのかよくわかりませんでしたが、ともかく声を出してみる、ともかく楽しんで読んでみることでなんとなくどういうものかわかってきました。
自分が創造した演出が実際に効果的なのかどうかわかりきるまでには道が遠そうですが、創造する楽しさがわかってとても楽しかったです。ありがとうございました。

◆ 港区の小学校に勤めています。○先生に紹介してもらい来ました。各分科会とも実践的な例、実際に群読をつくる体験などができてすぐ授業で使いたいと思いました。
本を読んで、実際に子どもにも挑戦させたことはありますが、今日の体験を通して、いろいろとアイデアも浮かんできたので、試してうまくいけば報告などできればと思います。ありがとうございました。

◆ はじめての参加でした。以前から群読に興味を持っていて、自分なりにクラスで実践することもあったのですが、きちんと話を聞いたり、勉強したりすることはありませんでしたので、とても楽しく参加させてもらいました。実践にすぐ使えるようなものばかり紹介していただき、2学期はさっそくやってみたいと思います。午前も午後も参加型の学習だったので時間も短く感じられました。自分たちが実際にやることによって群読の楽しさを実感できました。ありがとうございました。

◆ 文化祭で群読に取り組もうと思い参加いたしました。いろいろな技法や指導法など学ばせていただきました。なんとか文化祭でみなさんに披露できるようなものを作れそうな気がしてきました。やはり本を読むだけでなく実際にやってみないとわからないものです。とても参考になりました。

◆ 群読は国語科の教科指導の一部というイメージが強かったのですが、学級や学年経営の中に取り入れたり、行事に生かせたりと教科学習を越えた応用範囲の広いものだということがよくわかりました。こうした、割と気軽に参加できる学びの場や機会がたくさんあったらいいと思います。古典や物語の講座もとりたかったので、またチャンスがあったら是非参加したいと思います。ありがとうございました。

◆ 長野の小学校に勤めています。学校の仲間にこの会に参加されている方がいて誘われて参加しました。自分で実際に声を出し、考え、作り上げると、多くのことが身につくものですね。ついつい目立とうなんて思いはじめ(子どもたちの中にもこのタイプ多いと思いますが・・・)気がつくと、そこに入り込んで楽しさを味わっている自分がいました。まず、多くの教材を提供してくださってありがたいです。この中からいろいろと選んで休み明けの授業で使いたいです。(でも谷川さんの「生きる」ありましたっけ。これをぜひ教材に使いたいのですが)

◆ 群読については以前から興味を持っていましたが、勉強の機会を持つことができないまま時を過ごしていました。今回、国語の授業の幅を広げるためにも・・・と決心し、参加しました。どの講座も授業のヒントになる実践の紹介があり、やってみたい、やってみようという気になりました。高等学校では近年ますます音読や朗読がなおざりになっていますが、生徒たちと群読を楽しんでみようと思います。ありがとうございました。

◆ ありがとうございました。大変楽しく、又、あっという間に終わってしまいました。とても勉強になりました。みなさんのよいところをたくさん学びました。実践できたこともうれしかったです。お世話になりました。又、東京で参加したいです。

◆ 全くの群読初心者でしたが楽しく学ばせていただきました。講義のやり方も受講者参加型を徹底していて、自分の講義で欠けてしまいがちなものを改めて教えていただきました。少しずつステップアップをしていきたいと思います。本当にありがとうございます。

◆ 午前中は実践報告に参加させていただきましたが、2学期から、即使える内容やヒントがあり大変良かったです。午後からの内容「ことば遊び」「物語」の学習も子どもたちとやってみたいというものばかりで今から楽しみです。とても楽しい研修でした。高知から来て本当に良かったです!充実した一日となりました。ありがとうございました。

◆ はじめて参加させていただきました。群読のいろはの「い」を教えてくださった入門講座。声を出して読む価値を教えてくださった古典。配役や声の質、さまざまな技法を「実践的」に教えていただいた物語。と、一日価値ある学びをさせていただき感謝しています。2学期から「いつでもどこでも群読」にチャレンジしていきたいです。

◆ 2回目の参加でしたがとてもいい勉強になりました。午前、午後ともに大学時代の演習をやっているような気分になりました。自分が群読を楽しむことで子どもたちの指導へつながるものだと改めて思いました。午前中のb中級講座では初めてシナリオ作りが体験でき、ぜひ、今後作ってみたいと思いました。いろいろとありがとうございました。
「あめ」がおいしかったです。飲み物が買えるとありがたいのですが・・・。お世話になりました。

◆ 2学期の学習発表会の何かネタがあればと、そんな気持ちで参加しましたが、今回もまた、群読の魅力に引き込まれてしまいました。声に出すことには、大きな力が備わっているものだとあらためて感じさせられました。まったく見も知らない方とでも本当に楽しく群読できる実践講座に改めて参加してよかったです。2学期のエネルギーを頂きました。大会準備の皆様方、心からご苦労さまでした。

◆ 群読は初めてでしたが楽しく参加できました。今日出会った人と20分程度の練習でもすばらしいものがあり、授業や学級活動で用いれば効果ははかりしれないものがあると感じました。詩と物語に参加しました。どちらも楽しかったです。練習して、動きや歌も加えるとさらに楽しくなると思います。最後に山口先生ありがとうございました。

◆ 「読む」ことへ自分自身の興味がぐっと深まりました。テンポよくリズムに合わせて声をそろえる楽しさ。←スポーツのよう。物語では、朗読劇をしているようでどちらもひきこまれ「楽しい」と感じるものでした。

◆ 私は教師になって3年目で、まだ、群読がどういうものかもわからず今回の大会に参加させていただきましたが、群読の入門段階からわかりやすく説明していただき大変参考になりました。現在小学校2年の担任をしておりますので2学期から早速ことば遊びなどやってみたいと思います。どうもありがとうございました。

◆ 学級をまとめるために群読はとても有効である。心が開放され心が一つになる!
国語・日本語の美しさを楽しみながら身につけられる
ということがわかりました。

◆ 本日はありがとうございました。初めての参加です。会までは本屋さんで本を購入し、CDを聞きながら独自でやっていました。今の子どもたちはなかなか声を出すことも
(大きく)できず、自己表現がへたです。群読を教室でやることでクラスのまとまりができると信じています。あっという間の一日でした。また次回も参加したいと思います。
*参加型の研修がいいです。

◆ 初めての群読の研究会に参加させてもらいました。声の力、みんなで気持ちをそろえる楽しさを感じました。夏休み後、是非、クラスでも取り組んでみたいと思います。楽しい、そして有意義な一日でした。ありがとうございました。乱れ読みの効果を実感しました。

◆ 初めて参加しました。自分がやってみることで声を出す楽しさを感じ(もちろん緊張もし、子どもの気持ちがよくわかりましたが)2学期子どもと一緒にやってみたいと思いました。どうしたらよく響く声が出せるのか等も教えていただけたらもっとよかったと思いました。楽しかったです。ありがとうございました。

◆ 午前中の実践発表も午後の「詩」「物語」の実技もとても楽しく、又、充実した学習時間となりました。特に、午後からの実技では、子どもたちのドキドキ感が人一倍味わえて、2学期からは今までよりも子どもたちの気持ちをくんだやさしい声かけができそうだと心から思いました。しかし、参加された先生方の芸達者ぶりにはびっくりしました。
   又、2学期から私も先生方に負けずにがんばりたいと思います。ありがとうございました。

◆ 群読は学習発表会等で聞きかじりと本を参考に取り組んだことはあったのですが、実際実践している先生のご指導のもとに研修したことがなかったので、先生方からいただいたアドバイスが大変勉強になりました。この夏休み、購入した本を勉強して、2学期からの授業に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

◆ @実践発表・・・小学校の実践は「おしょうさん」をおととし5年生でやったのですが、3年生でできるんだなと思いました。中学校の実践は涙涙でした。私に娘が二人いるんだけど、下の子が中2で学校が何となく荒れています。同じ中学生があんなしっかりとした文化を創造してるって、並のことではないです。
Aことば遊び・・熱心な先生方とすてきな群読を作れました。おもしろかった。一つとして同じ群読がなかったのがすごいです。
B古典・・・・・古典の群読は今日やったのは割合シンプルでしたが、古典の味わいが増す感じがします。小学生でも俳句や短歌が入ってくるので是非やってみたいですね。

◆ 総合学習の中で群読に取り組んで5年目になります。100名ほどの学年全員による群読なので、脚本選び・作りに頭を悩ませています。今日、中級講座に参加し、作り方についてしっかりわかりました。

◆ 群読は詩を中心に学んでいましたが、物語の群読のおもしろさを感じました。教材も子どもたちの好きな物語も多く、参考になります。物語学習は子どもの中で学習のしんどい子にとっては苦痛になっているように思えることもありましたが、この群読を入れたら喜んでくれると思います。ありがとうございました。


  
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 ★新会員のご紹介
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下記の上原明子さんが当会に入会されました。歓迎します。実践研究や群読使用の交流みんなで深めていきましょう。よろしくお願いします。

◆沖縄 上原明子さん
はじめまして。
 私は、現在、大学教育機関で、「群読・朗読教育」に挑戦中です。
「深い呼吸に支えられた深い声」、「美しい響きとリズム」、「意連」、「文学への身体的なアプローチ」をテーマとして、大学生や地域の方々と共に、群読を楽しんでいます。
私が群読で大事にしたいと考えていることは、「意識の連なり=意連」です。これは、家本先生の御著書から学ばせていただきました。「私も自分の役目を果たす、仲間も自分の役目を果たしてくれる」という信頼関係に支えられた群読に、心から魅せられております。
群読を愛する皆様と共に学べること、感謝しています。入会のごあいさつ代わりに、谷川俊太郎氏の詩の一節を記します。「・・・ことばの力はこころの力」。

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 ★2007北海道大会情報★
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来年の全国大会は北海道です。会場も予約をすませています。
 2007年7月28日(土)北海道定山渓温泉にて行います。8月20日には、「北海道のみなさんで現地実行委員会の発足会を開きました」と大会実行委員長の加藤恭子先生からご連絡をいただきました。
参加者全員で一つのホテルに宿泊して快適に学習できます。温泉も魅力の一つです。

◆と き  2007年7月28日(土)    9:00 〜 17:00
◆ところ  万世閣ホテルミリオーネ(北海道札幌市南区定山溪温泉東3)




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 ★会員のみなさんへお願い★                    毛利 豊さん
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主に小学校の先生方へ 

★俳句・短歌の群読を教室でして下さいませんか。

古典各論の発行を数年内に計画しています。ところが、子どもの声による音声が取れないで困っています。大人でも悪くはないのですが、やはり教室実践が主となることが、群読の広がりには大切かと思います。

そこで、今年の研究紀要の「古典」をご覧下さい。
初めに俳句や短歌があります。これをどなたか、学級で実践してみては下さいませんか。近年、小学校の国語科教科書に古典の短歌や俳句(俳諧)が多く載っていますので、その発展学習として取り上げやすいと思います。短いので扱いやすいのも小学校向けです。もちろん、中高の先生でも構いません。

子どもに俳句を作らせて、それを群読俳句にするのも良いでしょう。今月号の毛利の「随想」をご覧下さい。オリジナルの俳句なので、著作権上もどこからも苦情は来ません。作りや実践の進め方は、毛利が相談に乗ります。ご一緒に作っていきましょう。

本会には一茶の俳句の実践がありますが、あれはあくまでも1句をそのまま詠むのを続けるだけのものです。これは、ニュータイプの試みです。
楽しみながら、新しい実践世界を拓きましょう。

ご連絡・相談先  毛 利  豊  mourisi@tea.ocn.ne.jp  

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 ★福山市立中条小学校校内研修会(群読入門講座)の案内★
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 8月25日(金)に13:00〜17:00 福山市立中条小学校で群読学習会を
開きます。校内研修会として、群読入門講座(群読の意味と技法のワークショップ)を開きます。本会からは重水が参加します。
会員のみなさんでご参加を希望される方は重水までお知らせください。

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 ★校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください★
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 ◆日本群読教育の会では、群読の普及活動の一環として群読学習会を開いています。群読学習会の開催ご希望のときに講師を派遣します。 
  講師派遣につきましては、講師の交通費の実費のみ現地でご負担ください。会員の方で地域サークルや校内研修会での群読学習会をご希望の方は事務局までお知らせください。     
詳細をご連絡します。一緒に楽しい群読学習会を開いてみませんか。

  すでに、広島や神奈川、高知の小学校から「職員研修会で群読を取り上げたいので」
 ということで講師派遣の依頼をお受けしています。他にも数件、学習会希望の問い合わせをいただいています。
 申し込み先は、重水 健介 日本群読教育の会事務局 sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp
 までお願いします。

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 ★事務局より★
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 ◆「文化祭や学習発表会で○○を群読でやってみたいのだが、脚本を誰か持って
 いませんか」というようなお尋ねもどんどんお寄せください。

 ◆役員・会員の方でアドレス変更がありましたら、その都度お知らせください。
  会報にご本人の承諾を得て掲載します。
  
 ◆群読の実践や自作の群読脚本をお送りください。会報でご紹介し、実践研究を交流したいと思います。