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 日本群読教育の会 会報 74号           2006.7.26
    
        発行者アドレス          sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp    
        日本群読教育の会HP  http://gundoku.web.infoseek.co.jp
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 ☆目次☆ 
     
     ★ 編集前記
     ★ 東京・お台場大会近づく             加藤征子 
     ★ 東京・お台場大会研究紀要まえがき        重水健介 
     ★ 会員のみなさんの声    
     ★ 新会員のご紹介
     ★ 新役員のご紹介
     ★ 全国大会(東京大会)情報 
      ・参加申し込みを送りください
     ★ 新刊『学級活動・行事を彩る群読』の紹介
     ★ 新刊『学級活動・行事を彩る群読』の紹介
   ★ 福山市立中条小学校校内研修会(群読入門講座)のご案内
     ★ 校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください
    ★ 事務局より
     ★ 家本芳郎先生のホームページ・教育実践大百科のご紹介
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 ★編集前記
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  日本群読教育の会 会員のみなさま 役員のみなさま

  こんにちは。いよいよ大会が迫りました。今大会は、加藤征子大会委員長、
 山口聡先生副委員長を中心に、会場校の港区立港陽小学校の全面的なご協力を
 いただいて開きます。大会紀要原稿はあす26日に山口聡先生を中心にして、
 横須賀の先生方のご尽力で印刷製本作業が行われる予定です。
  莫大な時間と労力を必要とする作業です。心より御礼申し上げます。

  さて、みなさん。大会への参加申し込みは、お済みですか。参加予定で、
 申し込みがまだ、という方は至急メールかファックスでお願いします。
  関東圏では新聞に本大会の広告も掲載しました。

  声をかければ行く可能性のあるお知り合いの方もいらっしゃると思います。
  会員のみなさまが、お一人ずつに、ぜひ、お声をかけ、誘ってください。
 会員のみなさまがお一人ずつ参加を増やしていただけたら一気に倍増します。
 群読大会は当日まで受け付けます。ちょくせつ会場に来られても結構です。
  あと3日、最後のお誘いをお願いします。

  会場校は東京お台場です。絶好のロケーションの中にある小学校です。
  もちろん冷房完備です。大会の前後に観光やショッピングも楽しめます。

  ぜひ、大会へのお申し込みとお知り合いへのお誘いをお願いします。
  みなさんと共に楽しく大会を成功させましょう。
                   
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 ★東京・お台場大会近づく ★      東京大会委員長  加藤 征子
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 夏休みに入りました(所によってはまだ終業式をむかえていないというところ
もあるでしょうが)が、天候がスッキリせず、夏休みという感じがしません。
 でも、時間は着実に進み、大会の日が近づいて参りました。
 7月30日(日)午前9時半開始 会場はお台場海浜公園にある港区立港陽小
学校です。
 大会委員長として2度目のおつとめですが、二つ今までとは違う点があります。
 一つは、この群読をかたち作り、広め、私たちを育ててくださった家本芳郎先
生がおられないことです。二つ目は、初めて公立小学校を会場としたことです。
 港区と港区立港陽小学校角田美枝子校長のご理解・ご厚意で冷房の効いた体育
館、教室で研究会ができることになりました。ありがたいことです。

 入門、中級、実践報告の3つの講座と、詩、物語、古典、二人読み、ことば遊
び、中・高生向けの群読と5つのワークショップが開催されます。どれも内容豊
かで楽しいと思われること保障します。
 まだ申し込みされてない方、当日予定があるんだけどもしかしたら行けるかも
という方等々、当日受付もいたしますから、ぜひご友人、ご家族をお誘いくださ
ってご参加ください。(この群読はお年寄りから幼児まで楽しめます。)              
研究会終了後、お台場を散策されるのもきっと楽しい思い出になることでしょう。
では、お台場でお会いできることを楽しみにしております。
 
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 ★東京・お台場大会紀要より〜まえがき〜 ★          重水健介
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 教師の指導は、子どもへ直接向かうだけでなく、子ども同士の働きかけをうな
がすものでなければならないと思います。
 しかし、子ども同士を結びつける指導は、難しいものです。
 かつて遊びながら身についた交わりの力が衰えているからです。加えて、教師
も子ども同士が交わる指導に意識して取り組んでいないことが大きな原因ではな
いでしょうか。

 少子化の中、学校はできるだけ、子ども同士をかかわらせる活動をすべきだと
思います。子どもたちが協力してなにかをつくりあげる、そういう活動です。
 つまり、協力して何かを成し遂げる、または創り上げる楽しさと、そこまでの
難しさを教えるためです。
 
 わたしも、職場で、毎日のように協力する難しさを実感しています。それはど
この組織や社会にもあることでしょう。
 そういう状況のなかで、どう生きるのか。その力を子どもたちに育てなくては
ならないと思います。相手を除外すればそれですむ話ではないからです。

 その協力の力を育てるのに、もっともふさわしいのは文化活動です。
 とりわけ、友だちと声を和する、分担して読むという群読は、いつでもどこで
もできる簡便にして、効果的な活動です。しかも、今日的な活動でもあります。
 それは人々の、世の中への要求や訴えが多くなり、できるだけ訴求力の強い表
現が求められているからです。

 その意味で、集団の文化である群読は現代の先端をいく表現活動だといえます。
「声を出しあって表現する能力」は基礎学力です。このことをきちんとおさえて、
自信をもって群読教育にあたりたいと思います。
 第5回群読全国研究集会・東京大会で群読の楽しさを感じて、協力することの
楽しさと難しさを体験的に学んで明日の指導に役立てていただきたいと思います。

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 ★ 会員のみなさんの声 ★      
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 ◆北海道 高津 知子さん
  いつもありがとうございます。
 一応会員なのですが、こんな不良会員はいないのではないかと思います。ごめ
 んなさい。
  3年生で少し多めに群読を取り入れていたのですが、4年になって1年生を
 むかえるときだけの取り組みで、発表会を企画できていない日々です。
  でも、わたしの言葉を取り違えた子どもが「群読発表会をやるの?」なんて
 突然言い出したのを聞いて、印象深い取り組みだったのかな、と考えさせられ
 ました。
  40数年続いた給食室が1学期で閉鎖となるので、離任式に突然全校群読風
 原稿を提案して声を出してもらおうと考えました。1度もリハ−サルすること
 なく、離任式になりますが、学級で練習してくれると信じている所です。
  今年度は参加できませんが、来年度は、北海道であれば参加できるかと思い
 ます。楽しみにしています。

 ◆大分 河野 邦房さん
  東京大会を進めている実行委員の皆さんおつかれさまです。
  大分の河野邦房です。今回も大分県教組の行事と重なり、参加できないこと
 を大変残念に思っています。(昨年の富山大会も、県教組の中国視察研修で参
 加できなかったのですが…)
  東京大会の要項を、学校の同僚に紹介したところ、家族旅行をかねて参加し
 てみようかという人が一人現れました。彼女は、湯布院大会にも参加してくれ、
 本格的に群読を学びたいと意欲満々です。よろしくお願いします。
  今、学校では、8月6日の平和授業に向けての「修学旅行ナガサキでみてき
 たもの」の朗読劇と、久しぶりに「はだしのゲン」の飛び出す紙芝居劇に取り
 組んでいます。昨年の中国での南京や新陽での聞き取りの実践もつくってみよ
 うと考えています。群読の形にまとまったら、みなさんにも紹介します。
  それでは、役員のみなさん、東京大会の成功と楽しい充実した実践報告を楽
 しみにしています。

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 ★新会員のご紹介
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 ◆駒井康弘先生と上口智子先生が本会にご入会くださいました。一緒に楽しく
 学習し、実践や資料の交流をしていきましょう。よろしく願いします。

 ●青森県弘前市立石川小学校に勤務しております。駒井康弘と申します。
  この度は、工藤良信先生のご紹介により、本会に入会することに致しました。
  工藤先生とは高校の同級生、同じ小学校で勤務した経験もある、と言う関係で
 す。現在も当「サークルふゞき」http://www12.plala.or.jp/hubuki/index3.htm
 メンバーとして共に学び合う仲間でもあります。
 「日本群読の会」入会で、新たな「勉強」ができることを嬉しく思います。
  教室に子どもたちの元気な声を響かせるべく、学ばせていただきます。
  どうぞよろしくお願いいたします。

 ●初めまして。大阪市の公立中学校で、本年度より新採用として勤務しております、
 上口智子と申します。以前より群読に挑戦してみたい、と思っておりましたら、本
 年秋の文化祭で学年演目として群読を担当することになりました。
  群読についてインターネットを検索しているうちに、貴「日本群読教育の会」の
 ホームページにたどり着きました。
  この機会に是非入会させていただいて、群読について勉強して行きたいと思い、
 入会を申し込ませていただきました。
  何もわかりませんが、何卒よろしくお願いいたします。

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 ★新役員のご紹介
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 ◆神奈川県の内田貴雄先生と豊島舞子先生のお二人に当会の常任委員にご就任
 いただくことになりました。ありがとうございます。よろしくお願いします。

 ●内田貴雄先生
  日本群読教育の会の事務局員への推薦を賜り,光栄に存じます。
  まだまだ教員になりたての若輩者で、何のお役にも立てないかと存じますが
 ぜひ、お仲間に入れて頂き,勉強させて頂ければと存じます。
  なにとぞ,よろしくお願い申し上げます。

 ●豊島舞子先生
  役員なんて、やらせていただけるだけの力はないのですが、自分のできる範
 囲でお手伝いさせて頂ければと思っております。
  全国大会にまた参加させていただけることとてもうれしく思っています。
  ではよろしくお願いいたします。
                    
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 ★ 全国大会(東京大会)情報 ★      
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 ◆全国大会要項・申込書を添付しました。参加申し込みはお済みですか。
  
 

 ◆全国大会(東京大会)

 ・と き   2006年7月30日(日)   9:10 〜 17:00
 ・ところ    東京都港区立港陽小学校
        東京都港区台場1丁目1−5
        *ゆりかもめ   「お台場海浜公園駅」下車  徒歩6分
         都バス(虹01)「お台場海浜公園駅」下車   徒歩6分
         臨海副都心線 「東京テレポート駅」 下車  徒歩12分
 ・主 催   日本群読教育の会(会長 松本順子)
        http://gundoku.web.infoseek.co.jp/
 ・後 援  高文研、たんぽぽ出版、ひまわり社、教職員出版
・日 程  
 ★ 受   付         9:00〜 9:30
     ★ 開 会 式         9:30〜 9:45
  ★ 学 習 T         9:50〜11:50
       a 入門講座 (群読とはじめて出会う方へ〜群読の意味と技法を学びます)
       b 中級講座 (群読脚本つくりにチャレンジしましょう)
      c 実践報告 (群読を活用した楽しい実践を紹介します)  
★ 昼   食        11:50〜13:00
★ 学 習 U        13:00〜14:40
       a詩  b物語 c古典  d二人読み  eことば遊び 
     ★ 学 習 V         14:50〜16:30
       a詩  b物語 c古典  d二人読み  e中高生向けの群読 
      (学習UとVは、a〜dは同じ内容の入れ替え制) 
     ★ 閉 会 式        16:40〜17:00
★ 懇 親 会 18:00〜20:00
 ・参加費  3000円,大学生500円,高校生100円,小中学生は無料。
ほかに弁当代1000円(希望者)
 ・申し込み  右の用紙にご記入の上、ファックスまたはメールでお申し込みください。
         ファックス 03−3781−3637 (大会委員長 加藤征子先生宛)
         メール   goro@msh.biglobe.ne.jp (大会委員長 加藤征子先生宛)
 ・問い合わせ 日本群読教育の会事務局長 重水 健介 電話095−842−3450


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 ★ 新刊「群読実践シリーズ 『学級活動・行事を彩る群読』の紹介
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  本会で出版している「群読実践シリーズ」で、昨年の『ふたり読み』家本芳郎
 先生著・高文研)に続いて、今夏は『学級活動・行事を彩る群読(CD付き)』
 が刊行されます。高文研の山本さんのご尽力によって大会に間に合いました。
  執筆は本会会員の方々です。ご執筆のみなさんありがとうございました。

  大会でも販売します。会員の買ってください。そして大いに宣伝して売ってく
 ださい。
  
  目次を紹介します。

 1 いつでもどこでもできる群読
 2 学級活動における群読
   ★学級びらき   「出会いを演出する群読」   澤野郁文 
   ◆脚本「まいった、まいった」(澤野郁文編)  
  
   ★帰りの会    「声を合わせて一日を終わる」  加藤 恭子
   ◆脚本「年めぐり〜しりとりうた」(さかたひろお作 加藤恭子編)

   ★学級会     「学級会で声の響き合い」   姫野賢一
   ◆脚本「学級会はじめの群読」「学級会おわりの群読」(姫野 賢一作)
      
   ★学期まとめの会 「二学期まとめを群読で」   松本 順子  
   ◆脚本「二の一の二学期」(松本順子作)

   ★この実践に学ぶ 

 3 集会・行事における群読
   ★学級群読大会                 長塚 松美
   ◆脚本「おしょうさんとこぞうさん」 (北原白秋作 家本芳郎編 長塚松美脚色)
 
   ★学年集会「群読で唱歌(しょうが)に挑戦」   重水 祐子   
   ◆脚本 唱歌「祭囃子」(家本芳郎編)
 
   ★卒業式「卒業生の群読〜ぼくらの春はここから始まった〜」山口 聡
   ◆脚本脚本「二005年度卒業式 卒業生の言葉・合唱」(卒業式群読委員会作)
  
   ★市民文化活動発表会「逸見群読の会の活動」       海上和子
   ◆脚本「すっとびとびすけ」(谷川俊太郎作 家本 芳郎編 海上和子脚色) 

   ★日本群読教育の会全国大会(富山大会)開会の群読 日本群読教育の会常任委員会  
   ◆「倶利伽羅峠」(毛利 豊編、家本芳郎指導)

   ★この実践に学ぶ

 4 CD収録 目次

 *今後も出版計画を立てています。いろいろな機会に呼びかけますので、会員の方
でご執筆いただける方は、重水までお知らせください。

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 ★福山市立中条小学校校内研修会(群読入門講座)のご案内★
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 8月25日(金)福山市立中条小学校で群読学習会を開きます。
 校内研修会として、群読入門講座(群読の意味と技法のワークショップ)を実
施します。会員のみなさんでご参加を希望される方は重水までお知らせください。

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 ★校内研で・サークルでの群読講座 ご希望をお知らせください★
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 ◆日本群読教育の会では、群読の普及活動の一環として群読学習会を開いてい
 ます。群読学習会の開催ご希望のときに講師を派遣します。
 
  講師派遣につきましては、講師の交通費・宿泊費の実費のみ現地でご負担く
 ださい。会員の方で地域サークルや校内研修会での群読学習会をご希望の方は
 事務局までお知らせください。詳細をご連絡します。一緒に楽しい群読学習会
 を開いてみませんか。

  すでに、広島と神奈川の小学校から「職員研修会で群読を取り上げたいので」
 ということで講師派遣の依頼がきまりました。他にも数件、学習会希望の問い
 合わせをいただいています。

  申し込み先は、重水 健介 日本群読教育の会事務局 sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp
 までお願いします。


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 ★ 家本芳郎先生のホームページ・教育実践大百科のご紹介 ★
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  本会の設立者であり前会長の家本芳郎先生のホームページ 
  http://www007.upp.so-net.ne.jp/iemoto/
 
 が公開されています。ご覧になった方も大勢いらっしゃると思います。長年、
 日本の教育界の理論・実践のリーダーとして研究を重ねてこられた先生の仕事
 の総体が記されています。

  教師の知恵と技はかくも広く、深いものなのかと、その中味に圧倒されます。
  子どものよさを伸ばす良心的な教育をすすめるすべての教師を応援する鋭い
 教育の理論と実践の指針、そして温かい言葉にあふれています。

  家本教育学をわたしが語り尽くせるものではありません。ぜひホームページ
 をご覧ください。なお、これまで、家本芳郎先生の発行した教育実践ノートを
 テーマ別に編集した「テーマ別マガジン」は、先生のご好意により無料にて配
 布され、一昨年末、3万部に及ぶ発行を達成しました。

  今回、それらの資料と著作の管理運営は日本群読教育の会にておこなうこと
 になりました。そのことにともない、これまでに先生の書かれたものを全部、
 集めて再編集し、「教育実践大百科事典」として、下記のような形で「有料配
 布」(生涯費 5.000円)することになりました。

    @購読の申し込みは下記へメールしてください。
      Email: sakunayo@ngs2.cncm.ne.jp

      重水健介 〒852−8144 長崎市女の都2−29−8
           TEL 095−842−3450

    A申し込むと返信がありますので、あとはそのメールにしたがってください

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 ★事務局より★
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 ◆群読劇「一粒の種」の映像をお持ちの方はいませんか? いらっしゃいましたら
  重水までお知らせください。 

 ◆「文化祭や学習発表会で○○を群読でやってみたいのだが、脚本を誰か持って
 いませんか」というようなお尋ねもどんどんお寄せください。

 ◆役員・会員の方でアドレス変更がありましたら、その都度お知らせください。
  会報にご本人の承諾を得て掲載します。

 ◆群読・朗読にかんするお尋ねや指導上の悩みや質問点がありましたら、群読
  Q&Aのコーナーで取り上げます。お知らせください。
  
 ◆群読の実践や自作の群読脚本をお送りください。
  会報でご紹介し、実践研究を交流したいと思います。