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日本群読教育の会 会報 46号 2003.
12.14
日本群読教育の会HP http://gundoku.web.infoseek.co.jp
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☆目次☆
お便り
新役員の紹介
研究グループの部長の紹介
続「いつでもどこでも群読」編集長決定
群読シナリオ 2編
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◆お便り◆
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群読の全校活動が地元新聞に紹介されました。蒲生町の、漆・西浦・大山・新留の4つ
の小学校による集合学習のニュースです。全校児童が4人から20人という小規模学校で
すが、この日、総員45人。
「幸聖二郎先生(日置小)が群読の基礎となる呼吸法や発声を指導。グループにわかれて
「まつり」を練習した。最初は緊張して声が小さかっが、だんだん大きな声が出せるよう
になり、最後に、祭りの雰囲気が出るようにと、全員法被を着て発表した」
とありました。12月2日の鹿児島新聞です。
その少し前に地元の新聞に伊敷台小3年3組の群読発表が紹介されました。
伊敷台小3年2組(男子18人、女子21人)は10月11日、県立体育館で開かれた
第11回鹿児島県PTA研究会のアトラクションに参加。「祭りだ」「あかあかや」など
4編の群読を発表、好評を得ました。群読の演出は久保かおり教諭が担当。「子どもたち
の感性や個性を生かしながら、一緒になってつくりあげました」と。
この発表を聞いて感動した阿久根小学校から公演の依頼があり、11月に出張公演をし
たそうです。
鹿児島でも群読活動が少しずつ広がってきています。
一方、広がるのはいいのですが、県内の教師が他の方の書いた群読脚本を自分が作った
ようにして、自分のホーム頁に掲載したりするという、ルール違反も発生しています。
来年の2月21日(土)に鹿児島県郡山町中央公民館にて、群読の研究会が開かれます。
家本先生のほかに重水健介・澤野郁文先生も講師としていらっしゃるそうで、今からわく
わくしています。
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◆新役員の紹介◆
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役員について推薦をいただきました。その方にお願いし、承諾していただきました。
皆さんにご紹介します。
常任委員 古関勝則 福 島 小学校
村末勇介 鹿児島 小学校
塚田直樹 群 馬 小学校
事務局 川崎瑞江 大 分 小学校
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◆研究グループの部長の紹介◆
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研究グループを作ることにしました。4つのグループをつくり、下記の方に部長として
お世話していただくことにしました。
詩 澤野郁文先生 (岩手)
物語 松本順子先生 (高知)
古典 毛利 豊先生 (富山)
わらべ歌 長塚松美先生 (神奈川)
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◆続「いつでもどこでも群読」編集長決定◆
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好評発売中の「いつでもどこでも群読」の続編を発行することにしました。来年7月の
大会記念号として発売します。
この本の編集は 重水健介事務局長に一任しました。すでに、その構想もあがってきて
います。編集長の元、会の総力をあげて、群読活動のモニュメントになるすばらしい本を
作りましょう。皆さん自身も、教師としてのある時期を記念すべく、執筆に参加してくだ
さい。書くことで実践力も向上します。
◆群読脚本 2編◆
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★すずめ 有馬 敲★
<読み方>
小学校低学年向き。最初はグループごとに、すずめの鳴き声を真似して斉読し、なれて
きたら、4つのグループで分担して分読する。最後の連は全員で乱れ読みする。
やさしそうだが、なかなかむずかしい。有馬敲氏は、ほかに「かもつれっしゃ」など、
擬声語や擬態語だけの詩をたくさん作っている。
★朝がくると まど・みちお★
<読み方> ふたり読みに脚色した。
勉強ってなぜるの、そんな問いに答える詩である。
「ぼくが作ったのでもない」のくりかえしをどう表現するか。同一表現か、替えるか。い
いろやってみると、いいだろう。