▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
 日本群読教育の会 会報  14号    2002.7.26
  発行責任者 家本芳郎
△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△△

   ●目次●
 ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ 
   夏の研究会、満員札止め
   「さんねんとうげ」挿入詩の曲が完成
   会員便り
   朗読劇の紹介
  ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
   ◆夏の研究会、満員札止め◆
――――――――――――――――――――――――――――――
 夏の群読研究集会が迫ってきましたが、申し込みが殺到し、会場の許容を超える状況となり、
申し込みをお断りしています。
 当日、突然の参加はご遠慮ください。お知り合いの方にも、そのむねお知らせください。
   今回、参加できなかった方は、下記の会場へどうぞ。下記の会場は公開講座にしてくれ
るよう主催者にお願いします。校内研修は非通知。
 すでに、申し込まれた方で、下記の会場に振り替えたい方は大歓迎。お申し出ください。
 8月20日(火)13時〜16時まで。
     島根県出雲市合同庁舎702号
     希望者はわたしに連絡してください。

 二学期   9月28日付近 岩手大船渡
        10月 5日 南大阪
       11月12日 札幌市
       11月16日 千葉県市川市
       11月19日付近 鹿児島県内
        11月23日 埼玉 川越市
 ということです。詳細はまた連絡します。
 なお、来年の大会は大分県の湯布院の予定です。

 ◆「さんねんとうげ」挿入詩の曲が完成◆
――――――――――――――――――――――――――――――
 16号の脚本で紹介した「さんねんとうげ」の挿入詩に曲をつけてもらいました。わら
べ歌風の素敵な曲です。岩手県の澤野夫妻に作曲していただきました。むろん、子どもた
ちに考えさせてもいいと思いますが、どんな曲想がふさわしいのか、その参考にしてくだ
さい。楽譜はそのソフトがなく画面に掲載できません。ほしい方にはFAXしますので、
ご連絡ください。

 ◆会員便り◆
――――――――――――――――――――――――――――――
 家本さん、こんにちは。会報ありがとうございます。お礼が遅くなりました。
 音読の効用は確かにあると思います。私も授業でずっと音読を取り入れてきました。最
近は齋藤孝の人気で、「音読」に関心が出てきたように思います。
ずっと以前から言われてきたことなのだと思うのですが。家本さんがやられた公民館の講
座は大変興味深く思いました。そういう講座に私自身が参加してみたいものだと思います。
 群読の会の役員を募集されていましたが、私は今回の全国大会の様子を見させていただ
いてから考えたいのですがよろしいでしょうか。 総会に間に合わなくて申しわけありま
せんが、もう少しお待ちください。

 18,19,20号拝受いたしました。本当にありがとうございました。
唱歌はおもしろかったですね。私個人としては、江戸けんか囃子が特に興味をそそられま
した。これは、読すすめていくうちに、口調がだんだん早くなっていくというイメージを
勝手につくりあげていました。が、最後に「声が小さくなっていく」とあり、五味太郎(?)の
「だんだん」と同じような雰囲気だとわかりました。

 ◆朗読劇の紹介◆
――――――――――――――――――――――――――――――
 「読み聞かせ」からできた新しい表現方法です。一人で読み聞かせるのではなく、役割
をきめて表現します。同学年の教師が共同で「読み聞かせ」できます。
 群読の実技講座では「中級講座」でとりあげます。参考までにその脚本を紹介します。

 ★朗読劇「ジャックと豆の木」アイルランド民話」 アダムス脚色 松尾訳
               <朗読劇ハンドブック=玉川大学出版より>

 キャスト
  リーダー(効果音を出す)
  ナレーター1(N 1)
  ナレーター2(N 2)
  ジャック
  老人(大男と兼ねてもよい)
  大男                    
  母親                    
  女の人(母親と兼ねてもよい)              

  全員 キャストの全員をさす。

  みんな 観客の子どもたち。リーダーに協力して効果音を出してもらう。

   配置図
   リーダー(立つ)→
    女の人(椅子) →
   母親(椅子) →
    ジャック(椅子)→      ←観客 みんな
   老人(椅子)  →
    大男(椅子)  → 
   N1(立つ)  →
    N2(立つ)  →