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 日本群読教育の会 会報 06号     2002.2 .19
  目次
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  お便り
   Q&A
   群読脚本     「明日」谷川俊太郎            松本 順子
             「わたしと 小鳥と すずと」金子みすず  毛利  豊
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 ◆お便り◆
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   夏の大会、楽しみです。国語の教師らを誘う予定です。わたしのご協力可能なことがあ
りましたら、申し付けてください。

    群読の会の会報第5号をありがとうございました。

 こんばんは。山形の植松です。楽しい群読ノートが届きました。ありがとうございます。
今年神町小学校に転任して、創立100周年記念式で、神町の開拓を群読と歌で表現しま
した。全校生800余名で表現しました。近いうちにそのシナリオを見ていただき、指導
していただきたいと思っています。そのときはよろしくお願いします。

  新年早々、会報をありがとうございました。新川和江さんは、すぐご近所に住んでいら
っしゃって、毎日のように犬の散歩でお宅の前を通ります。もうかなりのご年配ですが、
こんなかわいい詩も書いていらっしゃったんだなあと改めて思いました。

◆Q&A◆
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  <Q> 中学校の学年文化活動として群読をしたいと思いますが、そんな活動をしている
学校がありましたら、紹介してください。シナリオなど貸してもらいたいのです。

<A>前に「文化祭に向けて中学1年生学年54名で群読に挑戦します」というメールを
いただいた先生を紹介します。

 川辺 一弘 先生
BQD04077@nifty.ne.jp

 川辺先生は三重県の先生ですが、全国的にも有数な実践家です。きっといい資料を紹介
していただけると思います。

 ◆「明日」谷川俊太郎◆   松本 順子
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 家本先生、群読ノートを受け取りました。昨年度、卒業式の中で入れた詩を送ります。
この詩は、NHKのテレビで女優の岸田今日子さんが私の好きな詩を紹介した時に読んで
いたのを聞き、気に入り、谷川俊太郎の詩集から探しました。そして、いつか子ども達に
読ませたいと考えていました。昨年、卒業式の総会で「友情・努力・挑戦」とテーマが決
まったので、この詩を使うことにしました。群読に入る前、この詩の勉強を学年の102名
(3クラス)とやり、取り組みました。紹介します


ps.全員で読むところが長いので、上手くいくか心配しましたが、我が校は 毎週の水
曜日に東タイムといって全校が詩の朗読の時間、15分があります。だから、結構全員が
声を合わせる訓練ができていたので短時間で、やりあげることができました。それと余談
になりますが、この詩は、今年の高知市私立中学校一年生(二校)の国語の教科書に使わ
れていて、(私は、そんな事知りませんでしたが)松本に先見の目があると株があがりま
したよ。ただ、男子、女子、全員で読む所は、もう少し工夫の余地がいるかもしれません
ので、家本先生に見直してもらいたいと思います。では。

 <感想>

 難しい詩をよく群読で読み込んだと思います。迫力ある群読になったことでしょう。分
読の分担はこれでいいと思いました。あとは読みの強弱でアクセントをつけると陰影のあ
る読みになります。(家本)

◆「わたしと 小鳥と すずと」(金子みすず) ◆ 毛利  豊
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群読脚本を書いてみました。ご笑読いただければ、光栄です。
 (40人×6学級の学年群読、数字は学級ナンバーです。)
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  ソロ 「わたしと 小鳥と すずと」 (金子みすず)


 <感想>
 いいですね。わたしも金子みすずの詩を群読にしようと、チャレンジしたことがありま
したが、うまくできませんでした。なるほど、こうするとよかったんですね。*の追いか
けなどとてもいい感じです。(家本)