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日本群読教育の会 会報 05号 2002.1.8
目次 全国大会へのご意見
実践情報
お知らせ
教材「ふーむの歌」
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日本群読教育の会のみなさん。おめでとうございます。
今年は、結成以来、はじめての全国研究集会を7月下旬、東京で開きます。成功させる
べくご協力ください。
◆全国大会へのご意見◆
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★サークルぐるみで応援★
ところで,全国大会は私も賛成です。杵築は2年間も連続した上に,お忙しい中を先生
にきていただき,私の手伝えることがありましたらお声をかけてください。できることで
しかできませんが,お役に立てればと思っています。実行委員の仲間に加えてください。
また,サ−クルぐるみで応援させていただきます。郡読サークルとは銘打っていませんが
(実践もまだまだですが),協力をさせてください。
★前夜祭で盛り上げる★
会報4号、有難うございます。一日日程ではもったいないという意見が多そうです。も
っともだとも思いますが、一日日程で内容濃く盛り上がるというのも一興だとも思います。
前夜祭があって そこで夜遅くまで盛り上がって、次の日 学習でまた盛り上がるという
パターンが個人的には好きです。
★群読の実践報告★
ミニ群読(ふたり読み)で、よかったのは「昨日の明日は何だっけ」(田辺宏明)でし
た。Bの表現力が正否を決めますが、上手いと感嘆と爆笑が起き、なかなか良い自己表現
の空間が出来ます。
逆によくないのは、「むだばなし」でした。AとBのテンポがずれるところ、行の空け
方が不自然なところ、が読みにくく、テンポもつかみにくく、気勢をそがれました。
★大会の前触れもしました★
県教研で昨年3年生の国語の授業を紹介しましたが、大好評でした。質疑応答はもちろ
ん、休憩時間もひっきりなしにいろんな人が質問や意見を言いに来て話に花が咲きました。
その中に、数年前に家本先生に来県していただいた群読実技講座のことを覚えていて、
あのときは都合が悪くて行けなかったが、行きたかったという人もいて驚きました。来夏
の全国大会や群読教育の会などの宣伝をしておきました。
あのときの名簿を元に、他の講演会のビラと一緒に、来年群読大会が東京であるよと前
ぶれをしています。関心を持ってきてくれると良いのですが。
分科会は、創作実技、読み合わせ実技、授業の中の群読、群読行事実践、等の切り口が
あるかもしれません。取り留めなく書きました。
◆実践情報◆
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★全校で「まつりだ わっしょい」/沢村悦子先生より★
私たちの学校は,全校で44名です。ソロ2名,アンサンブル8名,コーラス(1)1
7名,コーラス(2)17名に分けて行いました。群読のうしろでは,2年生の子どもた
ちが,自分たちの作ったみこしをわっしょいわっしょいのかけ声に合わせながら,かつい
でいました。子どもたちは,みなねじりはちまきを巻いて,元気よく群読を行っていまし
た。去年から,学習発表会で群読を取り入れていますが,(ちなみに去年はポケモンコー
ラスでした。)保護者の方々にも,大変好評でした。家本先生が,喜界島までいらっしゃ
って,ご指導してくださったお陰だと,感謝しています。
★群読のミニ発表会開く/ひろもとやすえ先生★
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
もう、昨年のことになりますが、群読講座では、本当にお世話になりました。すぐに、
お礼をと思っていましたが、あのあと、6年生の問題で、毎日遅くまで残っていて、心身
ともに、へとへとになっていました。話し合いができない学校になってしまっては、いけ
ませんね。だんだん、職員室にいる人が少なくなってきました。また、子どもを守るとい
うことができない人が多いということにも悲しくなり、少々疲れていました。
ただ、わがクラスでは、先生に教えていただいた後、子どもたちと、ミニ発表会をし群
読の楽しさに浸っていました。やってみたい詩でグループ分けをし、その結果「雪が降る」
「怠け忍者」「小川のマーチ」「おむすびころりん」「ヤダ君」に分かれてやりました。あと、
全員で「地引網」にも挑戦しました。特に「怠け忍者」のグループは自分たちで、色々考え出し、
発想の豊かさに驚かされました。どのグループも楽しそうにやっていました。1年生に見てもらっ
て、子どもたちも満足そうでした。
また、3学期には、親子活動で、保護者を交えて、取り組みたいと思っています。また
、その様子はお知らせしたいと思います。
それから、遅くなりましたが、群読講座に参加してもらった方の、感想をいただいてい
ますので、送りたいと思います。本当に遅くなってしまいましたが、有難うございました。
是非、近いうちにたくさんの方に声をかけて、講座を開きたいと思いますので、また、岩
国にきてくださいね。
明日から、3学期が始まりますが、また、子どもたちと頑張ってみたいと思います。寒
い日が続きますが、くれぐれも、お体に気をつけられますように。
◆お知らせ◆
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★実行委員、戦力アップ★
大会実行委員に大分県の姫野賢一先生が加わっていただけることになりました。
★会場係★
全国大会の会場は、東京の日本青年会館に決定しましたが、会場との正式予約などの実
務は、東京在住の実行委員の松本衆子さんにお願いしました。松本衆子さんは雑誌「子ど
もと教育」の元編集長です。
◆教材「ふーむの歌」◆
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★演出ノート★
いよいよ授業がはじまるとき、勉強とは、なにごとにたいしても「ふーむ」と驚き、疑
問を持ち、考えることからはじまります、というような話をして、学級全体で群読します。
1.2.3の数字は班をあらわします。「ふーむ」という言葉を表情ゆたかに表現します。腕
を組み、首をかしげて「ふーむ」
§は乱れ読み。全員がそれぞれ「ぷーむ」「ふーむ」とばらばらに読む。
★脚本★
先生 ふーむの歌 新川 和江