毛利 豊

富山県滑川市立滑川中学校(国語科)
全国生活指導研究協議会

 群読との出会いについて

 全生研で集団づくりを学んでいる頃、家本先生の本を参考に国語授業で始めたのが、そもそものきっかけ。その後、文化活動の一つとして、行事でもやるようになった。

 今関心のあること

・演劇−演劇同好会を立ち上げ、全校に劇公演実行委員会を呼びかけ、文化祭上演を目指して、奮闘中。そのうち、ミュージカルを手がけてみたい。
・古典−群読の原点「平家物語」を調査中。いつか脚本をつくり、それを生徒たちに読ませたい。
・新しい文化活動の創造−即興性があり、観客も参加し、それによって話の筋自体も変化し、そして多様な文化活動を含んでいる、新型演劇のような文化活動を創出できないか。

 今後の展開

 まずは「ロミオとジュリエット」公演を成功させ、その感動で正式な部員を増やし、来年からは部費も獲得し、日常的に群読や「昼休み公演」などをしたい。その前に、下級生による冬休み老人施設慰問公演や、予餞会で群読公演を実現したい。

 指導実践

 滑川中学3年生 川口沙緒里さん 「高瀬舟」朗読(mp3 1,676kb)

 インプロ(即興ゲーム)・ワークショップ in 富山
  =演劇部合同講習会:2003/12/24〜25:於 滑川中学校=

    東京から、かめおかゆみこ氏を講師に招いて、県内外の
    中高の演劇部や地域の指導員を対象に、ワークショップ
    を開きました。

    遊びながら劇づくりの重要な要素を楽しく体験学習し、
    内側から開かれてゆく表現活動の醍醐味を堪能しました。

    参加者は、初めてあった者同士も、すぐに仲良しになり、
    閉会後は別れを惜しむ姿も見られました。

    クリスマスの何よりのプレゼントになりました。

    ワークショップの様子

 書籍

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